―新型コロナに感染した志村けんさんや岡江久美子さんが亡くなった。
つらいな、と思った。オムロン(元社長)の立石義雄さんも亡くなり、よく存じ上げていたので、うわー、ちょっと…と。そういうニュースを聞くと、俺は助かっていいのかな、助かってもちゃんと仕事に復帰できるのかな、という思いもあった。そういうところを救ってくれたのがドクターや看護師さんたち。元気をもらった。
ドクターには、(助かったのは)一つは基礎体力、生命力があるからではないかと言われた。それと運。あとは、「梨田さんはまだやるべきことがあるから生かされたのではないか」というようなことを言われた。「これだけ危険な状態から復帰されるということは、関わった医療従事者も元気、やる気が出るというか、よっしゃ、という感じで頑張れるのではないか」とも。
自分の中では志村さんや岡江さん、僕がちょっと元気になった頃に(力士の)勝武士さんも亡くなり、すごく残念で。そういう中で僕がこうやって生かされて、まだまだやるべきことはあるのかなと思う。
―新型コロナ治療に携わる医療従事者らに対する偏見もある。
かわいそうな部分がある。(患者は)ドクター以上に看護師さんと一番接するんですよ。ペットボトルのふたや薬、箸を落としたりしたらナースコールで部屋に来てもらって。手袋や防護服を替えるなどして、嫌だと思うんだけど、病室では笑顔を振りまいたり、よく声を掛けてくれたりする。
家に帰っても車で生活したり、家族と別で泊まったり、という話もテレビで見た。そんな話は実際に聞いてはいないんだけど、子どもが小学校や幼稚園でいじめられるなどというのをテレビのニュースで見ると、すごく寂しい。そんな思いをしながらも、笑顔で接してくれる。逆にみんなが「大変だね。頑張って」と言うのが普通。そういうものは必ず、自分にはね返ってくると思う。もっと医療従事者への感謝の気持ちを…。
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