米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(25)が打者に専念したメジャー2年目のシーズンを終えた。昨年10月に右肘の靱帯(じんたい)再建手術を受け、今年5月にメジャーへ復帰。6月13日に敵地のセントピーターズバーグで行われたレイズ戦では日本選手初のサイクル安打を達成し、同月は月間9本塁打を放つ活躍ぶりだった。さらなる活躍が期待されたが、7月のオールスター戦を挟んだ後半戦は思うような活躍ができずに失速。チームもプレーオフ進出を逃した。大谷は左膝を痛みを抱えながらプレーを続けていたという。
9月10日にプレーオフ進出の可能性が消滅すると、13日に膝の手術を受けた。24日には本拠地エンゼルスタジアムで手術後初めての取材に応じ、左膝の状態や今季の自身の成績、二刀流への思いなどを語った。(時事通信ロサンゼルス特派員 安岡朋彦)
◇ ◇ ◇
―膝の状態は。
まだ(術後)10日くらいだが、順調にきていると思います。
―手術する直前まで試合に出ていた。症状は。
走るとき、(バットを)振るのもそうですけど、「気になるな」という。そんなにひどい痛みという訳ではなかった。
―痛みはシーズンが進むごとに強くなってきたのか。
痛かったり、痛くなかったりという感じ。すごくひどくなってきたという感覚もなかった。良くなったりもしますし、悪くなったりもするので。シーズン通して、そういう波があったかなと思います。
―手術決断に至った理由。
ある程度、痛みは続いていたので(手術を)やるならこのオフかなという感じでやっていました。タイミングに関しては、チームがポストシーズンに進めなかったので、その段階でチームの方から、このタイミングでどうだという話をされた。僕もその方がいいんじゃないかなと思ったので、そのタイミングでやりました。
―今季は果敢に走っていた。
スプリントスピード自体はそんなに変わっていなかったので、そこが変わらないならいけるなという判断で走っていましたね。
―痛みがあっても。
そうですね。
―現在のケアの内容は。
睡眠、食事。電気治療だったり、アイシングだったり。患部の腫れもありましたし、そこの腫れを引かせるのと、屈曲よりもまず伸展をしっかりしましょうという練習。
―回復までは。
来年に間に合うか間に合わないかという感じではないので、早めに良い状態に持っていって、肘のリハビリも含めて来年にしっかり合わせたいなと思っています。
―膝が問題なければ、肘のリハビリをしながらシーズン最後まで戦いたいという気持ちはあったか。
もちろんそうですね。シーズンの終わりまでしっかりやりたいというのが選手として普通じゃないかと思う。
―キャンプ中から膝が気になっていたと聞いている。シーズン中の負担は。
そこそこ走れていましたし、たとえ今回やらなかったとしても、来年もある程度できるんじゃないかなっていう感じだった。ただ、そこに満足することなく、もっと高いレベルでやりたいなっていう気持ちはある。そのための手術かなと思う。
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