新人王の投票に参加して感じたことは、日本プロ野球の記者投票もBBWAAのように氏名や内容を公開してはどうか、ということだ。日本では5年以上のプロ野球取材経験者が投票権を与えられるが、明らかになるのは選手側が獲得した票数のみとなっている。
子供の頃からプロ野球を見てきて、MVPや新人王の投票で「どうしてこの選手が満票ではないのだろう」「なんでこの選手に票が入っているのだろう」と思うことは毎年のようにあった。価値観は人それぞれ。主観的な判断も求められる投票なので、誰に票を投じるかは自由。ただ、有権者は記者を代表して投票している。責任も重い。だからこそ氏名、所属と内容を公開し、加えて理由を示す決まりも定めてもいいのではないか。MVPや新人王は注目度が高いだけに、ファンも歓迎してくれるに違いない。
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ベーブ・ルース 本名ジョージ・ハーマン・ルース。1895年米メリーランド州生まれ。「ベーブ」は愛称。1914年にレッドソックスから大リーグにデビュー。投打で活躍し、17年には自己最多の24勝をマーク。18年には同一シーズンでの2桁勝利(13勝)と2桁本塁打(11本)を達成した。
金銭トレードにより20年からはヤンキースでプレー。ほぼ野手に専念する形となり、27年に60本塁打を放つなど、本塁打王を12度獲得した。34年の日米野球では大リーグ選抜の一員として来日。沢村栄治投手らと対戦した。35年の引退までに放った714本塁打は、74年にハンク・アーロンに抜かれるまで歴代最多記録だった。現在はバリー・ボンズ、アーロンに次ぐ歴代3位。投手としても通算94勝を挙げている。
背番号「3」はヤンキースの永久欠番。36年に野球殿堂入り。左投げ左打ち。188センチ、98キロ。48年に53歳で死去した。日本では伝記の題材として扱われているほか、広辞苑(岩波書店)にも採用されている。
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