大谷が語った不安と葛藤 帰国会見詳報

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移動生かし二刀流の体調管理

 ―新人王の知らせはどんなふうに聞いたか。

 「中継でつながっていてリアルタイムで聞けたが、誰が受賞するか分からない状態だった。ファンや投票してくれた人とか、感謝することが多い。同じリーグで1年間プレーして、新人として素晴らしい成績を残した選手はたくさんいる。自分が受賞してうれしい気持ちもあるが、同じくらい、そういう選手たちと(一緒に)最終的な3人に選んでもらっただけでも良かった」

 ―先輩大リーガーから祝福は。差し支えなければ、内容を。

 「いろんな方からもらった。(内容は)差し支えあります(笑)」

 ―新人王はどんな位置付けか。

「個人的に取れる技量があるかどうかは行ってみないと分からなかった。日本で5年間やってきた自信もあったし、日本のプロ野球のレベル(を証明する意味)で取りたい気持ちもあったが、行ってみるとレベルも高かったし、どこで何をやってきたか関係なく勝負するところだと。最終的に取れて、いろんな方に喜んでもらってよかった」

 ―「二刀流」を続ける上で疲労回復などの工夫は。

「飛行機移動が長いと聞いていたので、そこの時間の使い方が大事じゃないかと思っていたが、1年間スムーズにできた。選手しか乗ってない飛行機なので、リラックスして次の試合に向けて(コンディションを)つくることできた」

 ―8月以降に活躍できた理由は。

 「自分で感じていたところもあれば、コーチからのアドバイスもある。カードが変われば相手の攻め方も変わる。相手のデータを上回る読みをすることや、自分のメカニクスを安定させるという点を、シーズンの中で少しずつ修正できたかと」

 ―今年の数字には満足か。来季の数字の目標は。

 「満足していない。打席数、登板数が変われば数字も変わる。そういう意味では来年は打者でいくが、復帰時期が明確に予想できないので、絶対量が分からないので(目標の)数字は出せない。それとポストシーズンに出場したいという気持ちは、この1年で強くなっている」

 ―今季を点数で表すと。

 「自分にあまり点数をつけないが、離脱したことを考えれば、あまりいい点数にはならない」

 ―今季を終えて出てきた課題は。

「来季は主に打者として出場すると思うので、今季とは違う。チームが大事な時期に離脱してしまったことが一番。来年どのくらい試合に出られるか分からないが、最後まで戦力になれるように戦っていきたい」

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