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衆院予算委の省庁別審査 異例の財務相「欠席」 なぜ認められたのか

衆院予算委員会が片山さつき財務相が不在で再開され、委員長席に集まる与野党の理事ら=国会内で2026年3月4日午後1時31分、平田明浩撮影
衆院予算委員会が片山さつき財務相が不在で再開され、委員長席に集まる与野党の理事ら=国会内で2026年3月4日午後1時31分、平田明浩撮影

 衆院予算委員会は4日から3日間の予定で、各省庁の所管事項を専門的に質疑する「省庁別審査」をスタートさせた。少数与党下だった2025年通常国会で、質疑の充実を図るため野党側の提案で始めた仕組みだが、与党側は今回、省庁別審査の出席閣僚から片山さつき財務相を外した。予算案の主管大臣である財務相が出席しないのは極めて異例。与党側には、予算案とともに年度内成立を目指す関連法案の審議を促進したい思惑がある。

「職務放棄」の声

 片山氏は、財務省や外務省などを対象とした4日午前の審査には出席した。しかし、午後の経済産業省などの審査には出席せず、代わりに副財務相が常時出席する形をとった。

 午前の質疑で、中道改革連合の近藤和也氏は「(片山氏は)午後以降は出られない。予算の一般質疑で財務相が出るのは当然じゃないか」と指摘。「国会でお決めになったものと承知している」と述べるにとどめた片山氏に対し、近藤氏は「職務を放棄しているとしか言いようがない」と批判のトーンを強めた。

 省庁別審査は「一般質疑」のうちの一つに分類される。一般質疑は従来、首相は出席しない一方、財務相は予算の主管大臣として常時出席することが通例だ。省庁別審査も25年通常国会では財務相が常時出席となっていたが、与党は今回、坂本哲志予算委員長(自民党)が職権で省庁別審査の開催を決定した際に、財務省の出席者は副財務相で足りると決めた。副大臣は閣僚と同様に就任時に天皇陛下から認証を受ける「認証官」であり、対応は可能だという理屈だ。

欠席して向かったのは…

 なぜ、与党側は片山氏の欠席を認めたのか。その理由は片山氏が4日午後にいた場所と関係がある。

 片山氏の姿は…

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