一見すると面倒に見える小数の掛け算でも、少し形を変えるだけで計算が楽になることがあります。
筆算に頼らなくても、工夫次第で暗算に近い形で求めることができます。
今回は、そのような計算の工夫を確認していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
45×0.16
そのまま筆算するのではなく、工夫できないか考えてみましょう。
解説
今回の問題の答えは「7.2」です。
ここでは、式を変形して計算する方法を紹介します。
途中式を記載していますが、慣れてくると式変形を頭の中で行い、暗算で答えを出すことも可能になるでしょう。
45×0.16
=45×2×0.08
=90×0.08
=7.2
上記の計算では、「0.16=2×0.08」と分解をしています。
このように分解し、計算の順序を入れ替え、「45×2=90」を先に計算しました。
これによって、元の式は「90×0.08」となります。
あとは、「90×0.08」を計算します。
9×8=72なので、小数点の位置に注意して、
90×0.08=7.2
となります。
「45×0.16」をそのまま計算するよりも、「90×0.08」にした方が暗算しやすくなりますね。
まとめ
計算では、数を分解したり形を変えたりすることで、簡単にできる場合があります。
今回は、片方を2倍し、もう片方を半分にする工夫を使いました。
計算の形に注目しながら、効率よく解く力を身につけていきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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