異世界のなんちゃってJAPANな国に転生したので鍛治を極める話。   作:シオカラストンビ

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鍛刀①

 

 

お爺ちゃんが亡くなった。 

応援してねって言ったあの日より暫くして、私は世界武装協会の本部に赴いて、國家の鍛治師としての名前。

 

『唐丸國行』を受け継いだ。

これで私が八代目となって、お爺ちゃんは隠居の身となる…筈だった。

 

……確かに90直前で身体ももう強くなかったけどさ、次の日珍しく朝起きるのが遅いと思って確認したらもう冷たくなってるもの。

 

…人間ってこんなにも前触れなく居なくなっちゃうんだって思った。

 

安らかな顔をして眠っていた事は、良かったけどね。

お葬式をして、色々と周りに挨拶をして、お父さんと二人ぼっちになっちゃった家に帰ってきてさ。

 

私、雛鳥みたいに泣いちゃった。

 

お父さんも静かに泣いてたし、二人であんなに泣くなんてお母さんの時以来だった。

 

それで遺品を整理して、最近になって落ち着いてきた。

 

そして悲しみの潮が引いて残ったのは、鍛治師としての覚悟。

涙で金槌を狙い通りに振れないなんて、お爺ちゃんに申し訳なさすぎるからね。

 

だから今日も今日とて鉄を打つ。

 

 

カンッ!

うん、小君良い音、鋼から鳴る音ってのはどうして中々心が躍る。

 

現代において、武器を造る為の素材は主に二つあるんだ。

 

それは〝玉鋼〟と、〝特殊合金〟の二つ。

 

何方も前世で一回は聞いた事はある代物。

ま、この世界じゃ何方も色々と手が加えられてるんだけどねー。

 

じゃあまず〝特殊合金〟について。

そもそもこの世界では前世ではなかった鉱石が幾つもあるんだ。

 

鉄鉱石やボーキサイトとかだけじゃない。ミスリル、オリハルコン、アダマンタイト、ヒヒイロカネ……色々ある。

 

〝特殊合金〟はそういった鉱石を混ぜ合わせた物。錆びにくかったり割れにくかったり、火耐性が高かったり、正直前世と大して変わらなくね?って思ったけどさ。

 

〝常に炎熱を帯びる合金〟とか普通にあるからビビるんだよね……。

 

もしそう言う合金を使えば、切りつければ傷が焼ける炎の剣でも出来るかもしれない。……私は特殊合金の知識はあまり持っていないから、そういう合金をどう加工するのか分からないけど…。

 

でもきっと〝魔術〟を使うんだろうね。

 

 

それじゃあ魔術と関係のある〝玉鋼〟の話だ。

 

先にネタバレしちゃうけど、私…というか國家や帝国の鍛治師は殆ど玉鋼を使って武器を造ってる。

 

刀だけじゃないよ?、剣から槍、大振りな大剣から大鎌みたいなイロモノまで。じゃあファンタジー合金とは違って玉鋼は前世と同じような物かと言えば勿論違う。

 

玉鋼は玉鋼でも、〝魔術儀礼済みの玉鋼〟なんだよね。

 

そもそも玉鋼は不純物を取り除いて、炭素含有量を調整した〝適切な硬さと粘り強さが混ざり合った鉄〟の事を言うんだ。

 

この世界ではその玉鋼に魔術を使って〝概念を付与〟してる。

 

良い武器の条件は前世と変わっちゃいない。

〝折れず曲がらずよく切れる〟もっと欲張るなら〝美しく〟だ。

 

それでね…この話は私が今やっている〝水減し〟に繋がるんだ。

 

水減しはね。

玉鋼の〝炭素量の適切な硬い部位〟と〝炭素の少ない粘り強い部位〟に分けること。鍛治をする上で最も最初にやることでもあるんだ。

 

考えてみて欲しい。

人を切る為には刃の鋼が、硬いか柔らかいか、何方の方が優れているのかを。答えは多分、硬い方なんじゃないかな。

 

日本刀の刀身が何で出来ているかを大雑把に言うと〝鋼〟だけで済む。

 

でもその〝鋼〟の部分には人を切り、曲がらない為に硬い刃先や皮鉄〔※刀身の外側のこと〕と、折れないために粘り強い心鉄〔※刀身の内部のこと〕に分けられる。

 

これが日本刀が折れず曲がらずと呼ばれる所以だね。

 

それで玉鋼にも硬い所と粘り強く柔い所がある。

勿論だけど〝硬い所は皮鉄〟へ、〝粘り強い所は心鉄〟に使うんだ。

因みに炭素の多すぎた脆い部位は使わない。

 

〝水減し〟はその為に玉鋼を一旦砕く作業。地味かもしれないけど、かなり大事な作業なんだ。

 

そしてやり方といえば。

まず玉鋼を真っ赤になるまで熱して、そこから暑さ3ミリから6ミリまで平たく伸ばす。

ウチではこの作業を一人でも出来るようスプリングハンマーを使ってる。

 

ここで気を付けたい事だけど、最初は玉鋼を〝低音〟でじっくり熱していくんだ。何故なら玉鋼って小さな鋼の粒の集合体だから、高温でいきなり叩くと硬い柔いが関係なく全部バラバラになっちゃう。

 

それで大体を広がしきったら、熱された状態の玉鋼を水に沈める。

これで急冷された事で炭素含有量の多過ぎた脆い場所が勝手に砕けるんだよね。

 

そして残ったのが硬い場所と粘り強い場所が混ざり合ったモノ。

 

これをーーー

 

「フンッ…!、フンッ…!」

ーーーぶっ叩いてかち割る!!!

 

炭素含有量が適切で硬い場所は割れ易い!

炭素含有量が少なく粘り強い場所は割れ難い!

 

割れた硬い所はこれから鍛錬して皮鉄に使う!

割れなかった粘り強い所も鍛錬して心鉄に使う!

 

つまりどっちも大事、因みにこの作業を〝小割り〟とも言う。

 

さてここまで話したけど、この玉鋼は魔術儀礼済みなのは覚えてるかな?

そして〝概念〟が与えられている事も。

 

私が今小割りしている玉鋼には〝硬い〟という概念が付与されてる。でも硬いというだけで壊れないわけじゃない。

もしこれを剣の形にしても不十分だ。

 

さて此処にもう一つの玉鋼がある。

 

この玉鋼に与えられた概念は〝粘り強い〟

そしてこの玉鋼も十分粘り強く割れにくいけど、炭素含有量が多く割れ易いところも勿論ある。

 

刀身は大雑把に二種類の鉄に分けられると言ったね?

 

そうさ!

 

〝硬い玉鋼の硬い所〟を皮鉄に。

〝粘り強い玉鋼の粘り強い所〟を心鉄に使うのさ!!!

 

言わば概念付与は玉鋼のバフ。

長所を更に伸ばす魔術による力なんだね。

 

………え?

じゃあ〝硬い玉鋼の粘り強い所〟や〝粘り強い玉鋼の硬い所〟はどうすんのって…?

 

……。

 

…あー、うん。

 

概念付与のせいで其処はほぼプラマイゼロ、互いを相殺する関係になってるからまぁ…。

 

……その部分は性質的に〝硬くも粘り強くもないただの鉄〟なんだよね。

 

鉄が硬くて粘り強いってニアリーイコール。つまりありえないから。

 

…それで刀とかを打ってもロクなもんじゃない。

概念付与を解除する事はほぼ不可能だから鍛治師にとって使い道は無きに等しい。

 

なんで製鉄会社に売ってるよ、一応不純物は少ないし質の良い鉄ではあるからね。

 

それじゃあ水減しと小割りの話はここまでかな。

 

…あ、因みにこの魔術儀礼済み玉鋼だけど。

 

平均的なグレードの物一つで10万円……。

最高級の物…例えば七星魂鋼ってブランドの物は100万ぐらいまで伸びるんだよね…まったくこの世界で鍛治を極めるのも大変だぜ…。

 

さて、これからは〝鍛錬の準備〟をしないといけないね。

 

 

鍛錬の準備①

 

〝積む〟為にまずテコ棒を用意します。

はいテコ棒とは何ぞやと思った君、少し聞きなさい。

 

形状的にはスプーンが近いかな。

炉で鋼を熱したり、金床の上で鍛錬したりする時、その鋼を支える棒がテコ棒って言うんだ。

これから刀の一部になる事もあるから質のいい鋼で出来てるよ。

 

で、大体スプーンの皿んところをテコ皿って言います。

 

そしてテコ皿の上にさっき小割りしたもの。

特に割れ易くて〝硬い玉鋼〟を積んでいきます。パズルかジェンガみたいに積んでって、大体重さ3キロぐらい積みます。

 

さながら玉鋼の高層ビルだね

 

ここで気を付ける事は積む鋼の炭素量を計算する事。不純物の混じった部位をこれから鍛錬して抜いていかなきゃならないんだけど、その為にはそう言う部位を火の当たり易い外側に置かなきゃならない。

 

だけど炭素量が多い良質な鋼も火花として飛び散り易いんだなこれが。だから良質な鋼は飛び散らないよう中央に集めて積むのがセオリーだね。

 

あとこの時使う火種なんだけど。

魔力を糧に燃やしてる〝魔力が混ざった炎〟を使うと込められた魔術概念が活性化するよ。

炭にも拘る鍛治師はいるけど、ウチは魔力とか関係ない普通の高級な炭。

その中でも火力の調整が幾分かし易い〝黒炭〟を使ってます。

 

鍛錬の準備②

 

〝沸かし〟をします。

 

まだ玉鋼は軽く積まれたまま、これじゃあ鍛錬が出来ないので一つの塊にしないといけない。

なのでまず積んだ玉鋼を和紙で包み、紐で括る。

これで積まれた玉鋼が崩れにくくなる。

 

そんで空気と鋼の間を遮り、鋼を燃焼させない為に藁灰を振りかけ、全体に熱が通るよう泥汁をかける。

 

〔しかもこの藁灰は魔術的作用を高める稲穂、弁天丸っていう種を使ってるし、泥汁には國家直伝の手法として鉄鋼樹付近の粘土と弁天丸の亜種を混ぜ込んでる。

付与された概念魔術はもっと〝冴える〟…〕

 

それから火力調整しながら火床にテコ皿…玉鋼を入れる。

 

ふいごで風を送る。最初はゆっくり火力を上げ過ぎないようにして…。崩れないようテコ皿を動かし熱の伝わりをコントロールする。

 

〔そして耳を澄ますんだ…〕

 

沸かしの音を聞く、火花の飛び散る音を聞く。

 

 

待って…。

 

 

待って……。

 

 

待って………。

 

 

「今」

 

テコ棒を引っ張り、赤熱したテコ皿の上を確認する。軽ーく注意深く槌で叩いてキチンと塊になっているかを確認する。

 

〔よし、崩れない〕

確認をしてから、もう一度火床に突っ込ませる。

 

〔念には念をね〕

こればっかりは辛抱強くやらないといけない。

 

キチンと鉄を内部まで熱を通らせ、沸かせる。

頃合いを見て取り出し、古い藁灰を払って新しい藁灰と泥汁をかける。

 

そして沸かしては取り出し、槌を振るって打ち固める。そして新しい藁灰と泥汁をかけて火床に戻す。それを何度も繰り返す。

これを〝本沸かし〟と言って、やる事で不純物が抜かれていくんだ。

 

そしてかなり固まってきたと思ったらクルクルとテコ棒を回して上下左右、全体に火を行き渡らせる。

 

因みにこの作業全体を〝積み沸かし〟とも言うね。

 

そして最後にスプリングハンマーなどで強く強く打ち固めると、やっと鍛錬の準備は完了。

 

 

さぁついに鍛治の大一番、〝折り返し鍛錬〟の時間だ。

 

きっと一般人でも聞いたことがある人も多いんじゃないだろうか?、日本刀が世界最高の刃物と呼ばれる所以とかなんとかね。

 

じゃあそもそも折り返し鍛錬を何故するのかって言われれば、不純物を抜いて炭素量を均一化させる為。

 

あれそれ本沸かしでやったくね?

 

いいえまだまだ不十分、あらゆる余分を捨て去って〝名刀〟は完成するんだよね。だから四キロぐらい積んだ玉鋼は本沸かしや鍛錬をすると1キロ以下になる。

 

そして更にだよ、この世界では鍛錬はもう一つ大きな意味を持つんだ。そもそも玉鋼に概念を与えたって言ったけど、それはかなり大雑把に説明したもの。

 

正確には〝玉鋼を構成する粒子の粒一つ一つに概念を付与〟する必要がある。

 

うん、気が遠くなるよね。

だから一般に10000粒纏めて一回の概念付与がされてる。最高級品になると50粒に一回とかになるんだけど………それはもう魔術師が生命削ってやってるよね。

儀式の準備して魔力を込め続けるらしいんだけど、込める魔力は多くもなく少なくもなくやらないといけないらしいよ。

 

…1粒一回…?

そんなもんお爺ちゃんでも見た事ないって…。

今更ながらこの世界の刀とか剣の造り方、十分変態技巧の極致なんだからね。

 

んでこの魔術師の血と汗と魂まで混じってる玉鋼ならぬ〝魂鋼〟だけど。

 

鍛治師が鍛錬をミスると全部をオシャカになる。

 

何故って勿論、玉鋼の付与された概念…もとい魔力に〝ムラ〟が無い訳ないし…魔力にも様々な〝種類〟があるから。

 

魔術師はキチンと魔力の込める量に気を付けてるだろうけど、ズレがない訳じゃない。

 

そして魔力は人の遺伝子のように個人個人で若干違う。

 

その〝魔力で出来た概念の強さのムラと、魔力の質の違い〟の両方が簡単に刀身の致命傷となる。

 

具体的にいうとチョコバ◯キーか割れチョコみたいな中身の刀身になる。

 

そうならないためにも、折り返し鍛錬をしてる時に〝玉鋼に込められた概念…もとい魔力の強さという名の濃さと種類〟を見ながらーーー

 

ーーー〝濃さを均一化させ、様々な種類の魔力を混ぜ合わせ一つに〟していく。

 

料理の説明じゃ無いからね!?

 

で、その折り返し鍛錬は側から見れば凄くシンプル。叩いて伸ばしタガネで切れ込み、折り返してまた叩いて伸ばす、切り込み折り返す。その繰り返し。

 

でも鍛治師はこの時、他の物が何一つ目に入らないくらい集中してる。

込められた魔力が変に薄い所がないよう、逆に濃い所がないよう折り返し鍛錬する。あらゆる種類の魔力をただ一つに纏めるように練り固めていく。

 

じぁあそれはどうやって確認するって?

 

そんなの簡単さ、〝見る〟んだよ。

 

〔一つ一つに込められた魔力の量によって、鉄の粒子は僅かに様変わりをする〕

 

1年目は何一つ違いが分からなかった。

だから刀剣の手入れと扱いを仕込まれた。

 

2年目もやはり分からなかった。

のでまた刀剣の手入れと扱いを極めた。それから炭切りや雑用を段々と任されることになった。

 

3年目も変わらずよく分からなかった。

しかし鍛治場に座ることを許され、軽く鉄を打つことも増えた。

 

4年目は微かに違い分かる程度、正答率は10%ぐらい。それでも本格的に鍛治の手伝いをさせてもらう事になり、魔術儀礼済みの玉鋼は触らせてくへなかったけど鍛錬などもさせてくれるようになった。

 

5年目で魔術儀礼無し玉鋼の刀を打った。

出来は上々、そしてある日、お爺ちゃんは魔術儀礼アリの刀とナシの刀の打ち合いを見せた。

 

キンッ…!

そして刀が折れる様を初めて見た。

 

『見たか』

『………うん』

 

折れた刀はもちろん、私が魔術儀礼無しの玉鋼で造った刀。

それでも一番良く出来たと思えた代物だった。

 

そしてそんな刀を折ってくれたのはただ魔術儀礼済みの玉鋼で打たれた〝数打ち物〟いわば素材を凝っただけの量産品に、私の渾身の作は折られたわけだった。

 

でも。

 

『やってくれるじゃない…!』

私の心まで折られたわけじゃなかった。

 

6年目で違いを何とか手繰り寄せるよう理解出来るようになった。

正答率は50%、魔術儀礼済み玉鋼を扱うことも許されて、お爺ちゃんの指導は更に厳しくなっていった。

 

7年目で正答率は75%と言ったところ、魔術儀礼済み玉鋼を扱う事にも慣れてきて、お爺ちゃんに半人前だなと言われた。

 

8年目で初めて魔術儀礼済みの玉鋼を使い、今までの中で最高の物を完成させた。

でもここで急に正答率が伸び悩み、するとお爺ちゃんからは刀剣というものを忘れているからだと言われ、剣術の稽古をキツくさせられた。

 

9年目、私の〝透視眼〟が変質していることに気付いた。

今まで壁や服の向こうを見抜ける程度だったのがいつしか細かい鋼の構造まで見抜けるまでに成長していて、正答率は90%以上、少しズルをしている気持ちにもなった。

 

『アスカ、それがお前の才能だよ。そして努力の証でもある。

知識や経験が無く、ただ見るだけではそれが何か分からんだろう?』

 

『それに鍛治の腕まだまだじゃぞ?

まずは透視眼も持っとらん儂にならんでみぃ。』

 

『…だが、今までよく頑張ったな…』

 

でも、その言葉を聞いて涙が溢れてきた。

あぁ私は剣を打つために転生したのだと理解して、それでもう透視眼が曇ることはなく…。

 

10年目。

皆は私を〝一人前〟と呼んだ。

 

 

カン!

槌を振るってまた一回と折り返す。

スプリングハンマーで平たく伸ばして同化させていく。

 

魔力の濃さは均一化していき、そして混沌とした魔力は唯一の無二の〝力〟となる。

 

「10回目…!」

でも足らない。

 

概念付与の間隔が縮まる高級玉鋼ほど様々な濃さと種類があって、念には念を入れて鍛錬しなければならず、その折り返し回数は飛躍的に上昇する。

 

「使ってる魔術儀礼済み玉鋼は充分に逸品!!!、私がせっせこ貯めた50万が吹き飛ぶ代物!!!」

だから念入りに折り返す必要がある。

 

でも泣き事は言わない、きっと完成した刀は値が付けられないような一振りだろうから。

 

折り返しもだるいとか言わない。

むしろ完成品の出来を思えばワクワクするし、多分五十回ぐらいは余裕だ。鉄が勿体無いからそこまではやらないけど。

 

ところで温度が下がってきたら、また火床に入れて沸かす必要だってある。

 

そんで叩いて折り返して、叩いて折り返して。

 

よし、〝下鍛え〟完了。

 

大体不純物は飛んだし、鉄に宿る魔力はきちんと混ざり合ったね。

 

 

それでは今までやった〝積み沸かし〟と〝本沸かし〟に〝折り返し鍛錬〟

 

 

 

ーーー心鉄の分もやります。

 

 

 

 

 




作者「読み難いからこれでも描写を妥協して端折ったってマジ?、日本刀の製法が変態的過ぎます!〔なお完成までこれ以上の工程がまだまだある模様〕」

因みにですが、作者…私の刀剣や刀鍛治に対する知識が完璧だという保証はありません。そもそも刀鍛冶の製法は様々な流派や種類があるらしく、その都度細かい工夫がされたりするそうです。

この小説は私が知る範囲内で刀鍛治を異世界風味にしてみるという衝動的な試みであり、フィクションです。

一応現代ファンタジー物を名乗っているので、今後は大都市やダンジョン、モンスター等とも絡ませる予定ではあります。
鍛治の一辺倒では流石に大変でしょうからね。

余談ですがアスカが購入した玉鋼は心鉄用と皮鉄用、二つありますが合わせて50万円です。この世界の鍛治師の金銭事情は追々書きますね。

次回の更新は一週間以内を目処としております。
※ネタバレすると心鉄はほぼ同じ工程を踏むだけなので大幅にカットします。気になる方はご自分でお調べください。
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