クラブハウスでは意外にしゃべる? 大山悠輔が自己分析する性格とは
2リーグ分立後では球団初となる連覇、3年ぶりの日本一を目指す阪神タイガース。いよいよ春季キャンプが終盤を迎え、大黒柱・大山悠輔の準備は抜かりない。人気球団ゆえの大きなプレッシャーを周囲から受けながら、今年もひたむきに努力を重ねている。寡黙で知られる大山だが、仲間に見せる素顔は果たして? 性格自己分析を、発売後に即重版となるなど反響を呼んでいる、大山初の自著『常に前へ』(ベースボール・マガジン社刊)より抜粋、編集してご紹介しよう。 【選手データ】大山悠輔 プロフィール・通算成績
優しくて寡黙?
僕の性格について自己分析させてもらいましょうか。 昔からよく「優しそうだね」と言ってもらいます。学生の頃からどちらかと言えば物静かなタイプだったから、穏やかな印象を持ってもらえていたのかもしれません。でも、根はだいぶ負けず嫌いだと思います。 負けず嫌いでなければ、ドラフト1位指名時に悲しい反応をされたあと、「見返してやるんだ」という気持ちにはなれなかったはずです。個人的にはプロ野球選手である以上、負けず嫌いな性格で良かったと思っています。 高校時代の監督からは「おまえは本当に授業中、気配を消すよな。でもグラウンドに入ったら気配を取り戻すから不思議だ」といったような言葉をかけられたことがあります。授業中は問題の解答者として当てられても答えられないので、あえて気配を消していた可能性は否めません。一方で、普段は野球部のチームメートと意外にしゃべるタイプだったのではないかなとも思います。 阪神の一員になってからも、ファンの方々の中では寡黙なイメージのほうが強いかもしれません。タイガースはとてつもなく注目度が高く、すべての感情を表にさらけ出してしまうわけにもいかないので、それなりにキャラクターをつくって公の場に現れるしかないのです。とはいえ、クラブハウスでずっと静かにしているわけではないので、読者の皆さんのイメージと普段の僕とでは少しギャップがあるかもしれませんね。
頑固で飽き性
僕は頑固でもあると思います。例えば全力疾走にしてもそうですが、自分で一度やると決めたことは誰に何を言われようと、納得するまでやり続けるタイプです。一方で飽き性の一面もあります。「これはいらないな」と感じたらすぐやめるし、いろんなことにチャレンジすることにためらいがありません。 人によっては、やる前から「これは必要ない」と捨てられるけれど、僕は「1回やってみないと分からない」となる性格。いろんなことに挑戦して初めて、自分に合うもの、合わないものを選別できる。そんな考え方でもあるので、頑固と飽き性の両面を持っているかもしれません。 写真=BBM
週刊ベースボール