経営難の三セク「平成筑豊鉄道」 福岡・糸田町長が路線バス案を支持
福岡県糸田町の森下博輝町長は5日の町議会全員協議会で、経営難に伴い今後のあり方を検討している第三セクター「平成筑豊鉄道」(福智町)について、「路線バス案」を支持する考えを示した。沿線9市町村のうちこれまで行橋市など4市町村が「路線バス案」を、福智町が「上下分離案」の支持を明らかにしており、5市町村が路線バス案支持となった。 県が設置した法定協議会の試算では、糸田町の今後30年間の赤字想定額は、上下分離案が24億2900万円▽BRT(バス高速輸送システム)案が6億7600万円▽路線バス案が2億9300万円となっている。 森下町長は全員協議会で、コスト面などから路線バス案を支持する方針を説明した。毎日新聞などの取材に、「路線バスは財政負担が一番少ない。町を走る糸田線3駅の利用客数も限られており、町が運行する予約型乗り合い交通サービスなどで対応できる」と話した。【出来祥寿】