FA移籍した西武・石井一成の献身的なプレーの源にあるのは何か
二塁で軽快な動きを披露
日本ハムから国内FA権を行使して西武に移籍した石井一成が2月10日、宮崎・南郷キャンプで2度目のランチ特打を行った。1球1球、大事に打ち込んでいるのが印象的だった。その意図を語る。 【選手データ】石井一成 プロフィール・通算成績 「軸足の乗り方をイメージし、課題にして打ち込みました」 新天地で10日が経過した。 「だんだん慣れてきました。チームの雰囲気が良いですね。皆も気を使って話しかけてくれたりするんで、すごくやりやすいです」 午前中のシートノックでは、二塁で軽快な動きを見せていた。プロ10年目。31歳は横一線の競争のステージに立っている。 「実戦の機会は少ないかもしれないですけど、その中でしっかりアピールしたいと思います」 全体練習後は、ロングティーを1箱。三塁ベンチ前から左翼方向へ、集中力を高めてバットを振っていた。あらためてテーマを聞いた。 「下半身の使い方を継続的にやっており、そこをイメージしながらです」 FA加入であり、期待の大きさを実感している。 「難しさもあると思うんですけど、それもいい勉強になると思うので。自分を信じてやっていくだけです」 今季、7学年下の弟・石井巧(作新学院高-中大-NTT東日本)がヤクルトに入団した。 「弟は弟で。自分が思うようにやってほしいなという感じです」 背番号「4」。石井は謙虚に語る。 「本当にまず、顔と名前覚えてもらって、『ライオンズの4番は石井』と言われるようにやっていきたいです」 作新学院高、早大、日本ハムを通じて献身的なプレースタイルは、変わらない。すぐに獅子を愛するファンのハートを射止めるはずだ。 取材・文=岡本朋祐
週刊ベースボール