万波中正に定位置の確約なし? 日本ハムの外野陣が好調で「熾烈な競争」に
新戦力も強烈に存在をアピールしている。ドラフト2位のエドポロ・ケインは春季キャンプで二軍スタートだったが、実戦デビューとなった8日の練習試合・阪神戦(名護)で、快足を飛ばして内野安打、中越え二塁打などを放つなど2安打1打点と見事に結果を出し、新庄剛志監督は「完璧。大したもん。人生一日、二日で変わりますからね。変えさせてくれた1日でしたね」と絶賛。10日から一軍の名護キャンプに合流した。
ハイレベルな競争で底上げ
矢澤、五十幡、エドポロに加えて、5年ぶりに日本ハムに帰ってきた西川遥輝も中堅の定位置を虎視眈々と狙っている。両翼を守る水谷瞬、万波中正もウカウカできない。新庄監督の下で長距離砲としての素質を開花させた万波だが、絶対的なレギュラーという立ち位置ではない。昨年は127試合出場で打率.229、20本塁打、56打点。夏場以降は打撃不振でスタメンを外れる機会が増えて悔しい思いをした。能力の高さは誰もが認めるが、好不調の波を小さくすることが大きな課題だ。万波は週刊ベースボールの取材で、以下のように語っている。 「今年は昨年までのようにアメリカへ行ったり、いろんな施設に行ったりではなくて、横尾(横尾俊建)コーチに教わっていることをやり通す形で考えています。9月末に横尾さんが一軍にいらしてから、横尾さんとすごいコミュニケーションを取りながらやってきました。いろんな提案をしてもらって、ちょっとバットを立てて構えたりとか、いろんな変更ポイントもありました。その中で9月末の公式戦や練習、CSファーストステージ、ファイナルステージと、すごくいい手応えを感じてシーズンも終われました。そうしたことを早い段階から取り組めているので、基本的にはその形を来年2月のキャンプインまで、やり続ける予定です」 チーム内のハイレベルな競争が底上げにつながる。日本ハムの熱い定位置争いに要注目だ。 写真=BBM
週刊ベースボール