この本を今興味深く読んでいる。
この本のアマゾンレビューにこの方と同じ批判をして★1の評価をつけているものがいくつかみられたけれど、
具体的なデータ指摘がないから、
何について指摘しているのかな? と思っていたら、
女子枠に反対系の方からこれが流れてきて、
この方が言うポイントは、
あのレビューの書きっぷりと雰囲気が似ているから
見せていただこうと思ってみた。
本)大学進学実績は、ほとんどの都道府県で男性の進学率が女性を大きく上回ってる(私が読んでいる前半で見ているデータ、後半でもっと別のことにふれているのかもしれないけど)
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この方のデータ)専門学校などを含めると(緑の▲)、多くの都道府県で女性の進学率が男性を大きく上回っている
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この方のデータ)逆に就職率(赤の■)を見ると、すべての都道府県で男性の数値が女性を上回っている
↓
この3つからだけだと
1. 女性の進学における「専門学校・短大」への集中
「大学(青●)」では男女差が小さい(男性が高い県もある)のに対し、「専門学校等を含む(緑▲)」で女性が圧倒的に高くなるということは、多くの女性が大学ではなく専門学校や短期大学を選択している
看護、保育、美容、調理など、特定の国家資格や専門技能を短期間で取得して就職に繋げるルートを、女性が強く選択している可能性がある
2. 男性における「高卒就職」の多さ
「就職率(赤■)」がすべての都道府県で男性の方が高いということは、男性は「進学か、就職か」の二択において、就職を選ぶ割合が女性より一貫して高い
地方における製造業、建設業、運輸業など、伝統的に「高卒男性」を主な労働力としてきたとして、そういう産業が、男性の進路に大きな影響を与えていると考えられる? このあたりは想像「高卒男性」の就職先を見ていないから。
3. 進路決定の「目的」の違い
女性の戦略/「高卒で即就職」は避けつつ、4年制大学だけでなく「専門学校・短大」をステップにして、「資格や専門性を武器に社会に出る」という道を選びやすい。
男性の戦略/「4年制大学へ行く」か、そうでなければ「専門・短大」を挟まずに「早期に社会に出て働く(高卒就職)」という、二極化しやすい傾向。
この3つの結論?
「女性の方が『何らかの形での高等教育(進学)』を必須と考える傾向が強く、男性の方が大学に行かない場合は『早期の自立(就職)』という選択肢が現実的である」という社会構造があるかもしれない。
また、緑の▲(専門学校等含む)がこれほどまでに高いのは、日本の雇用市場において、女性が「無資格・高卒」で働くことへのリスクを感じている(あるいは専門職の方が安定している)という背景もあるかもしれない。
「男子なら下宿させてでも都会の大学へ出すが、女子は地元の短大や専門学校にしてほしい」という親の意識が残っている場合、青い点(4年制大学)が伸び悩み、緑の点(地元の専門・短大)が高くなるという現象が起こっているは、言えなくもない気がする。
地方で女子は大学に行かせないという風潮は以前よりはおちつきを見せているとしたら
大学進学か就職かをせまられ、就職を選ぶ男性の立場から見れば、この本が結論ありきに見えるのかもしれない。
まだ読み終わってないけど、なんとなく、もっともっと解像度高く観たいという気持ちがする。
なんとなく、
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大学進学した後就職
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専門学校進学した後就職
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高校卒業した後就職
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みたいに3段階を前提にして語られているケースと、
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大学進学した後就職
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専門学校進学した後就職・高校卒業した後就職
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みたいに2段階を前提にして語られているケースでも表現や主旨は変わるのかな?