2億4千万円の工事、議決経ずに契約 広島県福山市、議案を「失念」
広島県福山市は5日、本来必要な議会の議決を経ずに、約2億4千万円の工事の請負契約を結んでいたと発表した。担当の市民局が手続きを失念していたといい、市は同日、市議会に議案を提出して議決された。 地方自治法と市条例は、予定価格が1億5千万円以上の工事の請負契約には議会の議決が必要と定めている。 市はまちづくりの拠点となる交流館を整備するため、予定価格約2億6千万円で入札を実施。昨年10月に建設会社と仮契約を締結し、本来なら12月議会に議案を提出する必要があったが、担当課の職員が起案をせず、上司も見落としていた。今年1月から工事が始まったが、2月に内部から指摘があって発覚。同月26日から工事を中止していた。(矢代正晶)
朝日新聞社