25年前の室蘭女子高校生不明「今無理だから、後でかけ直す」PHSでの通話を最後に…元捜査幹部が証言する“不可解な状況”千田麻未さん現在41歳の行方【シリーズ未解決事件】
ボウリング場へ向かっていると答えた同級生。この2人が、千田さんの最後の目撃者となりました。 千田さんは再びバスに乗り、「東通」で下りたことが、定期券の乗車記録などからわかっています。 ■交際していた同級生への「今無理だから、後でかけ直す」電話を最後に… バス停付近で、当時交際していた同級生と、短い電話をしました。 千田さん「下に着いたよ」 ”下”とは、地元住民の中で、バス停「東通」を含む室蘭市中島町の周辺を指します。 バス停のそばには千田さんがアルバイトしていたパン店の本店がありました。 失踪した日の外出前に、「アルバイト先に行く」と電話をしていたといいます。 そして、1回目の電話から4分後、交際相手と再び電話で話します。 千田さん「ちょっと今無理だから、後でかけ直す」 交際相手と話せない状況にあったのでしょうか。 この通話を最後に、彼女は消息を絶ちました。 ■PHSの位置情報から、4分間で1キロ弱移動していたことが判明 警察は、目撃情報が途切れた後の足取りについて、PHSの位置情報を追跡。 ”下に着いた”と話した時間、言葉通り、千田さんのPHSはパン店の近くで検知されていました。 ところが、4分後、「後でかけ直す」という電話をしたときには、その位置が1キロ弱移動していたのです。 警察はここに着目し、解決の糸口を求めました。 ■何者かが関与?…動き出す捜査 室蘭警察署刑事・生活安全担当次長(当時)見野則幸さん(68) 「絶対に車で行かなきゃいけない距離まで移動している。これでわれわれは事件性があるなと」 誰かが関与しないと1人での移動は難しい。事件性が高いと考えた警察は、大きく捜査に乗り出します。 当時、千田さんが立ち寄ったとみられる複数の関係先に家宅捜索に入ったことを、見野さんは今回、初めてカメラの前で証言しました。しかし… 室蘭警察署刑事・生活安全担当次長(当時)見野則幸さん(68) 「いろいろな反応を見るんですよ。尿反応、血液反応、真っ暗にして照らしたが、何もない」
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