「あねご肌、下町出身に誇り」十八番のあいさつは…上智大生殺害26年、恩師の記憶

2022年9月5日 06時00分 有料会員限定記事
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 1996年に上智大4年の小林順子さん=当時(21)=が東京都葛飾区の自宅で殺害、放火された事件は9日で発生から26年になる。「人を気遣って行動できる優しい学生だった」。学生時代の小林さんを知る同大外国語学部英語学科の教授東郷公徳さん(58)の記憶は今も鮮明だ。癒やされぬ悲しみの中、1日も早い事件の解決を祈り続けている。(榊原大騎)

 上智大生殺人放火事件 1996年9月9日午後4時半ごろ、東京都葛飾区柴又3の自宅2階に1人でいた上智大4年小林順子さん=当時(21)=が首を刃物で刺されて殺害され、自宅を放火された。犯行時間帯に玄関前で身長160センチ前後の不審な男が雨の中、傘をささずに現場を見つめる様子が目撃されている。男は黄土色っぽいコートを着ていた。情報提供は亀有署=電03(3607)0110=へ。

スクラップした事件の記事を見ながら小林順子さんについて語る東郷公徳さん=8月31日、東京都千代田区の上智大で

◆新入生歓迎キャンプ、上級生として場を沸かせた

 小林さんは、当時は講師だった東郷さんの「英文学入門」の授業を週に2回、受けていた。「あねご肌で面倒見が良かった」のが印象的だった。
 東郷さんが担当教員を務めた、新入生と在学生が交流を深める「歓迎キャンプ」での出来事だ。「葛飾柴又から来た小林順子ですっ」。上級生として参加した小林さんは、こんなあいさつで場を沸かせた。柴又は人情がテーマの映画「男はつらいよ」の舞台。「十八番のあいさつだった。下町出身を誇りに思っ...

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