飛距離は球界トップクラス 背水の陣から定位置狙う「中日の和製大砲」は
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与えられたチャンスを生かす
「代打の切り札」からレギュラーをつかんだ選手が、DeNAの佐野恵太だ。明大からドラフト9位で入団すると、プロ3年目の19年に開幕から代打で4打数4安打を放った。3打席目にサヨナラ安打、4打席目に満塁弾とチームへの貢献度も高い。代打で打率.344、2本塁打、17打点、得点圏打率.421と勝負強さが際立ち、スタメン起用が増えた。 翌20年はメジャー挑戦した筒香嘉智の後継者として、アレックス・ラミレス監督に四番と主将に指名された。「外野は僕より実績のある選手が多いです。あっという間に誰かがレギュラーに定着して、自分が試合に出られなくなることは、すぐに起こり得ます。僕がレギュラーの座をつかんで、誰にも奪われることがないよう結果を残すことです」と週刊ベースボールのインタビューで語っていたが、見事に期待に応えて打率.328、20本塁打、69打点をマーク。首位打者のタイトルを獲得し、その後も球界を代表する巧打者として活躍している。 野球人生を変えるには、与えられたチャンスを生かすしかない。昨年、5年連続Bクラスに終わった中日は403得点でリーグワーストだった。得点力不足が長年の課題となっている中、今年は本拠地・バンテリンドームにホームランウイングが新設される。長打力が魅力の鵜飼にとっては追い風が吹いていると言えるだろう。目標に挙げた2ケタ本塁打で「ロマン砲」を卒業できるか。すでに戦いは始まっている。春季キャンプ、オープン戦で猛アピールするのみだ。 写真=BBM
週刊ベースボール
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