侍ジャパンのサポートメンバーで大量失点…覚醒待たれる「中日のドラ1右腕」は
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ファームで見せる非凡な才能
沖縄県内の大学から初めてのドラフト指名選手が誕生し、「沖縄の大学からでもプロに入れるんだと。子どもたちに少しでも夢を与えたい」と誓った右腕だが、プロ入り後は輝きを放てていない。新人の23年は9試合登板で2勝5敗、防御率4.98。その後も殻を破れない。24年に続き、昨年も2年連続1試合登板で未勝利に。8月28日ヤクルト戦(バンテリン)で先発したが、3回に北村恵吾のヘルメットを直撃する死球を与えて危険球退場となった。1失点だったが、3安打5四球と常に走者を背負う投球では首脳陣の信頼をつかめない。 ウエスタン・リーグでは15試合登板で8勝6敗、防御率2.81をマークし、ファーム日本選手権では先発で6回途中まで無失点に抑える快投で日本一に導き、最優秀選手に選出されている。ファームでは非凡な能力を見せているだけに、一軍で力を発揮できない現状は本人も歯がゆいだろう。今年は2段モーションをやめて大きく左足を上げる入団時の投球フォームに戻した。 開幕先発ローテーション入りを狙うが、「期待の若手」という立場ではなくなってきている。高橋宏、金丸に加えてドラフト1位の中西聖輝、2位の櫻井頼之介は共に即戦力右腕として評価が高い。日の丸を身にまとったマウンドでは悔しい結果となったが、背水の陣の仲地に落ち込んでいる時間はない。成長の糧にして実戦でアピールを続けるしかない。 写真=BBM
週刊ベースボール
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