巨人の先発陣に新星 他球団の評価高い「クールな即戦力左腕」は
「小さいころからウチの家族はジャイアンツファンでした。そういう面では、あこがれの球団でプレーできたことはうれしかったし、親の喜ぶ顔を見ることができた。ジャイアンツのすごさ、偉大さ、伝統の厚みというのは外に出てみて、あらためて実感できました。そんなチームで10年プレーしたことは僕の誇りです。と同時に、ジャイアンツがなければ僕は存在しません。本当に感謝しています。入団前には不安がいっぱいで、チームに入ってみるとテレビで見たことのある選手ばかり(苦笑)。この小さい体でどうしたら生き残っていけるかを模索しながらの現役生活でした」 「すべてがいい思い出ですが、伝統あるニューヨークのチーム(メッツ)の一員としてヤンキースと戦うことができたのも印象深いですし、エンゼルスでは西海岸の素晴らしい気候の下、野球ができたのも思い出です。胸を張れる結果は残せませんでしたが、そのすべてが良い思い出で財産です。家族とアメリカで生活できたことも大きかったですね。もちろんつらいこともありましたが、それを加味しても、海を渡って良かったなと思えます」
先発左腕が輝いた背番号「21」
巨人は高橋尚成、内海哲也(現巨人一軍投手コーチ)と左腕エースが活躍してきた系譜があるが、高橋優貴(現ミキハウス)が21年に11勝を挙げて以来、2ケタ勝利をクリアした左腕が出ていない。24年に8勝を挙げ、さらなる飛躍が期待された井上温大は昨年4勝8敗、防御率3.70と不本意な成績に。横川凱、森田駿哉もまだまだ一本立ちしたとは言えない。圧倒的な強さでリーグ制覇を飾った阪神は大竹耕太郎、伊藤将司、高橋遥人、伊原陵人と左腕の先発陣が充実していることを考えると、巨人も左腕投手の活躍が大きなポイントになる。 竹丸がつける背番号「21」は、高橋一三、宮本和知、高橋尚成と先発左腕として活躍した先輩たちが背負ってきた特別な番号だ。即戦力として期待が大きい中で、新人王に輝くような活躍を見せられるか。 写真=BBM
週刊ベースボール