球界のエースになれる素材 かつて侍ジャパンで強烈な輝きを放った「巨人の左腕」は
配信
先発ローテ入りに多くのライバル
首脳陣の信頼を取り戻すためには、結果で示すしかない。左肘痛からのリハビリ調整が続き、2月の春季キャンプは三軍スタートだったが、16日のライブBPで最速149キロを計測。5カ月ぶりに打者を相手に投げて順調な回復ぶりを見せ、キャンプ終盤に二軍に合流した。巨人で先発の座が確約されているのは山崎伊織のみ。競争は熾烈だ。井上には刺激になる存在が加入した。ドラフト1位の竹丸和幸は同学年。鷺宮製作所から入団した左腕は実戦登板で計8イニング投げて無失点とアピールしている。 2024年に頭角を現した際に「球界のエースになれる素材」と評された井上も負けられない。「フィジカル面で体の異変に早く気づくことの大切さ、気づく力の重要性を痛感させられた2025年でした。投球面ではコーナーに投げ分けられるコントロールをさらに磨いて、先発としてしっかり試合をつくっていくこと。目標とする2ケタ勝利を達成するためにも、先発ローテーションを最後まで守り切って規定投球回に到達したいと思います」と目標を掲げている。 竹丸、FAで加入した則本昂大、助っ人新外国人のフォレスト・ウィットリー、スペンサー・ハワード、ブライアン・マタと新戦力の加入でライバルが多いが、生え抜きの投手の奮起なくしてV奪回は望めない。今年は大輪の花を咲かせられるか。 写真=BBM
週刊ベースボール
- 45
- 139
- 62