DeNA・藤浪晋太郎 感覚取り戻し、1年間フル回転へ/2年目のジンクスに挑む
目標は明確だった。「イニング数をしっかり重ねていければ。180イニングぐらいを目標にして。それぐらい投げられれば、かなりいい数字もついてくるんじゃないかなと思います」。阪神から米大リーグを経て、DeNA移籍2年目となるシーズン。藤浪晋太郎は「自分も貢献して、相川監督を胴上げできれば」とチームの98年以来のリーグ優勝を誓った。 【選手データ】藤浪晋太郎 プロフィール・通算成績 昨年7月に加入。6試合で1勝、防御率4.09の成績を残した。「少しバタバタした面があって、自分としては悔しいシーズンになりました」。最後の2試合はリリーフで計1回1/3を3失点だったが、先発では4試合で防御率3.05。「ちゃんと投げれば、それなりに試合はつくれるかなと感じた。それを毎試合毎試合、コンスタントにできるように」と課題を持ち帰った。 順位が2位だったとはいえ、阪神とは13ゲーム差だった。「見ていて優勝できないとか、これだけゲーム差が開くようなチームじゃない。ちょっとした勢いとか、流れだと思う」。名門・大阪桐蔭から12年のドラフト1位で入団。22年まで在籍した古巣でも、今は敵チームだ。「2月にゆっくり入って、という立場でもない」と開幕ローテーションを勝ち取るため、オフ期間からブルペンでも投球練習を重ねてきた。 A.ジャクソン(ロッテ)、A.ケイ(ホワイトソックス)が抜けた先発陣は、開幕投手を務めることが決まった東が軸。阪神からデュプランティエも加わり、常時150キロ超の藤浪にもフル回転が期待される。日本野球の感覚も取り戻した剛腕。果たすべき役目は理解している。 写真=BBM
週刊ベースボール