帯広大谷短期大学(北海道音更町)を運営する学校法人帯広大谷短期大学は理事会を開き、地域共生学科と社会福祉科介護福祉専攻の学生募集を2027年度から停止することを決めた。社会福祉科子ども福祉専攻と看護学科は学生募集を継続する。

 帯広大谷短期大学は大正時代の1923年に北海道帯広市に設立された帯広大谷女学校が前身。1960年に現在の校名となり、1989年に音更町に移転した。現在は地域共生学科と社会福祉科、看護学科を置き、福祉や医療人材を輩出している。

 地域共生学科のキャリアデザインコースは短大開学当初に設けられた国語科を母体とし、長く短大を支えてきた。食と栄養コースは1965年、生活科学科(当時)に栄養士課程を創設して以来、約2,160人が栄養士資格を取得している。社会福祉科介護福祉専攻は1989年の開設以来、約1,420人が介護関係の資格を取った。

 しかし、北海道の少子高齢化が全国平均を上回るペースで進む中、4年制大学志向の高まりで学生確保が次第に難しくなる。大学側は入学定員の削減や学科、専攻の改編を続けてきたが、限界が来たと判断した。

 地域共生学科と社会福祉科介護福祉専攻の募集停止により、北海道における短大の栄養士養成施設は、旭川市立大学短期大学部(旭川市)、光塩学園短期大学(札幌市)、函館短期大学(函館市)の3校となり、短大の介護福祉士養成施設はゼロとなる。

参考:【学校法人帯広大谷短期大学】帯広大谷短期大学の地域共生学科、社会福祉科介護福祉専攻の学生募集停止について

帯広大谷短期大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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