『Bloodborne』のリメイク企画が存在していたと報じられる ソニー傘下のBluepointが提案も、フロム・ソフトウェアの意向で却下か
『Bloodborne』のリメイク企画が存在していたと報じられる ソニー傘下のBluepointが提案も、フロム・ソフトウェアの意向で却下か - Part 1
『ワンダと巨像』や『Demon's Souls』のリメイクで知られるBluepoint Gamesが、昨年『Bloodborne』のリメイクを提案していたものの、ソニーではなくフロム・ソフトウェアの意向で実現しなかったと報じられた。 「Bloodborne」画像・動画ギャラリー 先日、ソニーがBluepointを閉鎖することがわかったが、その理由についてBloombergが報じた。記事にあるように、Bluepointはソニーに買収されたあと、「ゴッド・オブ・ウォー」のライブサービスゲームに取り組んでいたほか、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』の共同開発にも参加していた。「ゴッド・オブ・ウォー」のライブサービスゲームでは、アトレウスが冥界へ落ち、さまざまなバージョンのアトレウスが協力プレイの要素を活用しながら戦っていく、という内容になる予定だったそうだ。 ところが同作のアイデアはまとまらず、昔ながらのアクションゲームを得意とするBluepointはプロジェクトとの相性もあまりよくなかったことから、2025年1月に開発中止となった。そんなBluepointはほかにもアイデアを求められ、中でも特に理にかなっていたのが2015年の名作『Bloodborne』のリメイクだった。 ファンは何年も前から『Bloodborne』のリメイクや続編を望んでおり、何かしらの計画が進んでいる可能性があるといった噂が事あるごとに流れてきた。そして一般的には、フロム・ソフトウェアがリメイクするのを、IPの所有者であるソニーが妨げているのだろうと考えられていた。ところが今回のBloombergの記事によると、どうやらそうではないらしい。スタジオ関係者は、ソニーは『Bloodborne』のリメイクに関心を示していたものの、フロム・ソフトウェアそれを望まなかったため、アイデアは却下されたと聞かされたようだ。 『Bloodborne』の扱いは長らく宙に浮いた状態が続いており、関係者の間でも今後について見解が分かれてきた。ディレクターの宮崎英高は2024年、フロム・ソフトウェアが同作のIPを所有していないため、この件については「話せる立場にない」と語っている。一方で当時Eurogamerに対し、リメイク版が現行世代ハードでのリリースによって恩恵を受けるだろうとも述べていた。 また翌年には、元PlayStation幹部の吉田修平がKinda Funny Gamesのインタビューにて、、『Bloodborne』をめぐる状況についてひとつの見解を示していた。今回のBluepointにまつわる報道とも符合する可能性がある。 『Bloodborne』についてはよく聞かれます。なぜ何もしないのか、アップデートやリマスターすらも出ないのかと皆さん疑問に思っています。簡単なはずだって。当社はいろいろなタイトルでリマスター版を出しているので、もどかしい思いをしてる人もいるようです。 これに対して、私の個人的な推論があります。私はファーストパーティーの担当から離れてしまったので、何が起きているかは知らないのですが、宮崎(英高)さんは自分が作った『Bloodborne』を心から愛していました。だから関心はあると思いますが、彼は売れっ子で忙しい身なので、自分ではできない。でも、他人に触らせたくないとも思っているでしょう。これが私の推測です。それに、PlayStationチームは彼の意志を尊重しています。でも、これは私の考えですよ? 誤解のないように言っておきますが、何か秘密を漏らしているわけではありませんからね。 ここで浮上するのは、なぜ、こんなにも明らかにホームランが打てるのに誰も打ちたがらないのか、なぜ、Bluepointのようなスタジオに打たせたがらないのか、という疑問だ。フロム・ソフトウェアは現在、Nintendo Switch 2独占タイトル『The Duskbloods』の開発に忙しい。Bluepointに関しては、『ワンダと巨像』のアップデート版や『Ghost of Tsushima』のスピンオフなどを提案していたと伝えられているが、残念ながらソニーがスタジオを閉鎖してしまった 。
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幹部としては、Bluepointは独自のゲームを開発する態勢が整っておらず、妥当な提携先も見つけられなかったという見解のようだ 。 Bloombergによれば、いくつかの企業がBluepointを救い、ソニーの手から引き離す手段を模索しているとのことだが、うまくいくかはまだわからない 。
Rebekah Valentine
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