探鳥会とは
探鳥会(「たんちょうかい」と読みます)の概要については、日本野鳥の会オフィシャルサイトの文言を引用させていただく。
- 探鳥会では、野鳥の会のリーダーが、鳥の魅力についてご案内します。
- 探鳥会は、全国で年間約3千回開催しており、延べ約7万人の方が参加されています。
- 野鳥の会会員でなくても、どなたでも参加できます。
見ましたか!?「野鳥の会会員でなくても、どなたでも参加できます。」と書いてあるのです。
参加費200円を支払えば「野鳥のプロ」による案内付きでバードウォッチングができる…!
これは参加するしかありません。
野鳥の会・埼玉支部による探鳥会に参加
ということで、2月15日(土)に埼玉県見沼エリアで行われる探鳥会に参加することとなった。
ちなみに2月7、8日の土日は大寒波に襲われ東京でも雪が積もった。野鳥たち、お山の穴ぐらに引っ込んでしまったのでは??
などと心配する必要もなく、探鳥会当日は最高気温が20℃近くまで上昇する暖かな陽気となった。これなら野鳥がじゃんじゃん出てきそう。
あいにく母は仕事の都合で不参加とのこと。今回は父と2人での参加となった。
集合時間は朝の9時。あらかじめ指定されている集合場所に行くと、40人以上の参加者がいらっしゃっていた。探鳥会、もしかして大ブームになってます?
受付が終わったらさっそく探鳥ポイントへと移動する……のかと思いきやいきなり「カラスの巣がありますね〜」との声が聞こえたので一同いそいそと双眼鏡を構える。
「巣材にワイヤーハンガーが使われてる!」「おしゃれな都会のカラスですねえ」
「アーアーという澄んだ鳴き声が近くで聞こえるのでハシボソカラスかもしれないですね。ハシブトカラスはもっと濁ったガーガーという声です。」
本当に鳥が好きな人ならではといった視点のコメントがあちこちで飛び交う。た、楽し〜!まだ始まっていないのに。
小さな捕食者、モズが登場
移動の途中で、列の中ほどから「右にモズがいます!」という声が上がった。
みんなで単眼鏡や双眼鏡を使ってモズを観察している間、野鳥の会の会員の方が解説してくれる。
「モズは肉食で、バッタやカエル、イモムシなどを捕まえて食べます。捕まえた虫を尖った枝などに突き刺して保管する、『早贄(はやにえ)』という変わった習性があります〜。」
確かに、モズは小さな体で素早く木の枝と土の上を行ったり来たりしている。早贄するための虫を探しているのかな?
「ホオジロ、入ってます」
暖かな日差しの中、探鳥ポイントをちょっと散策しただけで、
野鳥がじゃんじゃん出てきて笑ってしまう。ちなみに、鳥を発見した時は以下のようなフローが行われる。
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(例)
①「右の梅の木にメジロがいます!」と誰かが言うと会員の方が三脚付きの単眼鏡でメジロを探す
↓
②見つけると単眼鏡の向きを固定し、「メジロ入りました(このスコープを覗けばメジロが見える状態ですの意)」と宣言してくれる。
↓
③参加者が単眼鏡の後方に並んで順番にスコープを覗き、メジロを眺め、愛でる
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あまり大きい声で話すと鳥が逃げてしまうので、これらのやり取りは小声で行われる。
会員の方がサッと単眼鏡を動かし「今ホオジロ、入ってます。」と言ってスコープを譲るさまは無駄がなく美しい。
