捕鯨文化、理解深める 探訪ツアーに親子ら25人 石巻・ホエールランド

マッコウクジラの骨格標本を見学し、その巨大さに圧倒される参加者

 石巻市鮎川浜で1日、捕鯨の歴史やクジラの生態を学ぶ「石巻くじら探訪ツアー」があった。市内の親子連れなど25人が参加し、地元に息づくクジラ文化に理解を深めた。

 市や捕鯨会社などでつくる協議会が捕鯨や鯨食文化の継承に向けて実施しており、4回目。公募で集まった参加者はバスで鮎川浜に移動後、おしかホエールランドや捕鯨船、クジラの解体場などを見学した。

 ホエールランドでは、学芸員の山本龍治さんが全長16.9メートルのマッコウクジラの骨格標本を示しながら、クジラの仲間が90種類以上いることや、人間と同じように5本の指があることなどを解説した。

 その後、鮎川漁港で外房捕鯨=千葉県南房総市=鮎川事業所の捕鯨船「第51純友丸」(30トン)を見学し、見張り台がある「トップマスト」に上がったり捕鯨砲に触れたりした。漁港そばの鮎川捕鯨の解体場では、同社の伊藤信之社長が、東日本大震災の津波被害を地元の捕鯨漁業がどう乗り越えてきたか説明。参加者は大包丁などクジラ解体の道具を手に取り、その重さを体感した。

 母と2人で参加した釜小2年佐野七望さんは「クジラは給食で食べたことがあるけれど、骨がどうなっているかは、きょう初めて知ることができた」と興味津々だった。

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