iFLYTEK AINOTE 2 レビュー | 目に優しいE-Ink × 分割キーボードで"消耗しない"作業環境
こんにちは。ガジェットブロガーのじゃが(@jaga_farm)です。
E-Inkタブレットって気になってる人、結構いるんじゃないかな。
日頃ずっと画面見てると、目がしんどくなってきますよね。肩こり予防として分割キーボード使ってるんだけど、どうせなら画面側も目に優しくしたいなって前から思ってたんです。
そんな中、iFLYTEKさんから「AINOTE 2」を提供いただきました。しかもAI文字起こし搭載のE-Inkタブレットということで、永年無料のAI文字起こしがついてくるとんでもない製品です。
AINOTE 2ってどんな製品?
iFLYTEK(アイフライテック)は中国発のAI・音声認識企業で、音声認識技術では世界トップクラス。そのノウハウを詰め込んだE-Inkタブレットがこの「AINOTE 2」です。
基本スペック
正直、価格は高めです。約10万円というのは気軽に手を出せる金額ではないですよね。
ただ、注目すべきはAI文字起こし機能が永年無料という点。サブスク費用がかからないのは長期的に見るとコスパ良いかも。
開封してまず驚いたのが「薄さ」
届いて箱を開けた瞬間、思わず「うすっ!」って声が出ました。
厚さ4.2mm、重量295g。数字で見てもピンとこないかもしれないけど、実際に手に取ると本当に薄いんです。ちなみに画面サイズは10.65インチとなっています。
あのM4 iPad Pro(5.3mm)より約1mm薄い。重量も444g(11インチ)・579g(13インチ)とインチ数は違うものの圧倒的な軽さ。
超えてきた。軽さと合わせて、カバンに入れても存在感がほとんどないです。もはや折れそうw
持ち運び時には専用ケースもあります。ただ約140gあるので軽量重視の人は起毛素材のリュックなどと併用すると本体のみ持ち歩けます。(傷に注意)
ケースとペン込の重量は約450gとなっていました。
本体カラーは白で、側面がゴールドになってるのも上品な感じで良い。届くまで側面がゴールドなのは気づいてませんでしたが、実物見たらかなり気に入りました。
AI文字起こしの精度が想像以上
AINOTE 2の目玉機能がAI文字起こし。録音しながらリアルタイムで文字に変換してくれるやつです。
実際に使ってみた感想としては、精度がかなり高い。取りこぼしも少なくて、議事録の下書きとしては十分すぎる性能でした。
Webのレビューだと「精度70%くらい」という報告もあったんだけど、自分が使った限りではそこまで悪くなかった印象。たしかに固有名詞や専門用語は弱いですが、普通の会話ならほぼ問題なしでした。
ちなみに複数人モード(話者判別)も改善中とありますが、一応実装はされています。
ちなみに以前はオンライン状態でないと文字起こしできなかったんですけど、今はローカルにオフライン音声認識エンジンをダウンロードすることでオフラインでも文字起こしすることができます。ただオンラインに比べると精度は落ちるのでその点は注意が必要です。
議事録など作成で時間を要しているビジネスマンにはとてもありがたい機能ですね。コレが永年無料というので驚きです。先に製品の寿命の方が来ることは間違いない。
また多言語翻訳にも対応。ChatGPT5モデルを使っているようで、リアルタイムとはいきませんが、一拍遅れたくらいで日本語が出てきます。
11言語の双方向翻訳に対応しています。
ホーム画面でスケジュール確認
iFLYTEK独自のホーム画面にはスケジュール表示エリアがあって、Googleカレンダーと同期可能。
端末を起動したらすぐに今日の予定が確認できるのは地味に便利です。
予定は手書きにも対応。手書きで書くと上に候補が出てきます。
候補を確定させると文字データとして予定が登録される仕組みです。
ペンの書き心地が良い
付属のペンはWacom EMR技術を採用していて、反応速度が非常に速い。4096段階の筆圧検知で、手書きメモでも紙に書いてるような感覚で使えます。
しかもペンは充電不要。ボタンで消しゴム/切り取りの切り替えもできるので、純正メモアプリとの相性は抜群。
具体的には画面より1cm未満の距離でボタンを押すと切り取りに。それ以上の距離で離れてから押すと消しゴムになります。
慣れは少し必要ですが、充電無しでコレができているのはすごい。
本体右側面にマグネットで貼り付けることができ、持ち運びも容易です。
替芯も2本付属しているので、安心して使えます。
分割キーボードと組み合わせると最強説
ここからが本題。自分はLiNEA40やmoNa2といった分割キーボードを普段使ってるんだけど、AINOTE 2と組み合わせると「目に優しい入力環境」が完成するんです。
E-Inkディスプレイは液晶と違ってバックライトがないから、長時間見てても目が疲れにくい。分割キーボードで姿勢も楽、画面も目に優しい。これ、リモートワーカーには本当におすすめしたい組み合わせ。
Bluetooth接続も問題なく、入力遅延も気にならないレベル。普通に文章作成に使えます。
※メモ内に書いているのですが、Gboard(Googleの日本語入力)に対応しているので変換精度はそこまで悪くありません。
Ctrl + Spaceで入力切り替えも可能。デフォルトだと日本語入力しかON担っていなかったので、手動でEnglish(US)をONにしました。
純正のキーボードカバーもあり、iPadのMagic Keyboardのような使い方も可能となっています。
ちなみに自分はObsidianをメモアプリとして使っていて、普段はiCloudで同期しているんですが、AndroidはiCloud非対応。そこでNAS経由で同期させています。需要があればこちらも別記事にしますね。
VPN接続もできたことを確認しました。なので外出先でも環境さえあれば、なんでもできます。
E-Ink特有の「遅さ」はある
正直に言うと、リフレッシュレートの低さは感じます。動画を見たりスクロールが多い作業には向いてないです。
ただ、これはE-Ink端末全般に言えることなので、そういうもんだと思って使えば問題なし。テキスト入力やメモ、読書がメインなら全然気にならないレベルです。
BOOX Go 7との使い分け
実は自分、7インチのBOOX Go 7も持っています。こっちは寝室での読書用として使ってます。
両機種ともGoogle Playを使うことができるのでストアから様々なアプリをインストールすることができます。
使い分けとしてはこんな感じ
入力を挟む作業では圧倒的にAINOTE 2が快適。画面サイズが大きいから、分割キーボードと合わせても視認性が良い。
あと、図解のある本もGo 7では読みにくかったんだけど、AINOTE 2なら全く問題なし。10.65インチあると漫画や技術書も快適に読めます。
Kindleが快適すぎる
予想通りではありますが、このサイズ感、Kindle読書がめちゃくちゃ良い。
画面が大きいから横向きでも文字がよく見える。そして何より、目が痛くならない。液晶タブレットで長時間読書してると目がしんどくなってたんだけど、E-Inkだとその心配がない。
電子書籍リーダーとしても十二分に活躍してくれてます。
先程紹介したBOOX Go 7と並べると一目瞭然。2ページ見開きで見れるだけでなく、1ページのサイズもAIRNOTE 2のほうが大きいです。
気になるポイント
良いことばかり書いてきたけど、気になる点も正直に。
スピーカー非搭載
調べてみたらわかりますが、AINOTE 2には内蔵スピーカーがないんです。
音を聞くにはBluetoothイヤホンか、USB-C経由の有線ヘッドホンが必要。動画見ながら作業、みたいな使い方には向いてないかも。イヤホンジャックはありません。
個人的にはNotebookLMでの音声を聞けないのがちょっと残念ポイントでした(アプリは利用可能)。まぁ他のデバイスで聞けることはできるのでまぁ仕方ない。この薄さ実現のほうが重要です。
一部アプリが非対応
X(旧Twitter)アプリはインストールできなかったことを確認しました。ただブラウザは使えるので実用上は問題なし。
Androidのバージョンは14.0になっているようです。
ホーム画面がiFLYTEK仕様
Google Playは使えるんだけど、デフォルトのホーム画面がiFLYTEK独自のもの。ホームに戻るとアプリ一覧 ではなくiFLYTEKのホームに戻ってしまいます。
そのためAndroidアプリを使うには左下のアプリセンターを開く必要があり、ちょっと慣れが必要かも。
価格が高め
約10万円という価格は、やっぱり気軽には手を出せない。ただ、AI文字起こしが永年無料なのを考えると、長期的にはコスパ悪くないのかなとも思う。
こんな人におすすめ
リモートワークで目の疲れが気になる人
分割キーボードユーザー
会議の文字起こしを効率化したい人
E-Inkで大画面の読書を楽しみたい人
図解・漫画も電子でサクサク読みたい人
逆に、動画視聴がメインだったり、スピーカーで音を出したい人には向いてないかな。
まとめ
iFLYTEK AINOTE 2使ってみての結論としては買いです。
特に分割キーボードと組み合わせた時の「目に優しい作業環境」は、これまでにない体験でした。AI文字起こしの精度も高くて、仕事でも十分使えるレベル。
価格は正直高いけど、E-Inkの10インチ超端末としては機能てんこ盛り。AI文字起こし永年無料も考えると、長期的には元が取れそう。
目の疲れに悩んでる人、分割キーボード使ってる人は、ぜひ選択肢に入れてみてほしい。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた〜!


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