iFLYTEK AINOTE2のAndroidタブレットとしての機能のレビュー
先日、以下記事で、iFLYTEK AINOTE2の書き心地を中心にレビューした。
本機は書き込みメインのノートツールではある一方、Google Play Storeがインストールされていて、自由にアプリの追加ができる。更に言うと野良APKもインストールできるので、基本的にはAndroid端末として何でもできるということになる。
もちろん、本機は制約の多いEinkタブレットだ。実用性も含め、試したことを書いておく。
Android機としては低スペックだが、電子ペーパー端末としては普通くらい
まず、性能面。試しにAntutu v11を動かしてみたところ、約30万点ということで、スコアとしては低い。ただ、画面のリフレッシュの遅い電子ペーパー機としては普通くらいという感じ。電子書籍を読んだり、Web閲覧くらいなら問題ないレベル。メモリも4GBと少ないのだが、体感的にはメモリ8GBのBigme B7よりも、動作が軽く感じる。私見だが、そもそもEinkタブレットはマルチタスクをすることは少ないので、メモリの多さはあまり重要ではなくCPUの速度や画面のリフレッシュ速度が体感に効いて来るのだと思う。そういう意味だと、結構快適に動くなという印象。
色々付いていなものがある(スピーカー、音量ボタン)
本機はAndroidアプリをインストーできるとは言っても、やはり普通のタブレット端末と異なる点が多々ある。その一つが、スピーカーが無いこと。なので、端末単体では音を聞くことはできない。ただし、USB-C接続を使っての有線ヘッドホンやBluetooth接続のイヤホンで音を聞くことはできるので、それ経由で音楽やオーディオブック視聴は可能。むしろ、本体から不意に音が出ない分、公共の場だと安全かもしれない。
ただ、同時に音量ボタン無いので、音量調節のために画面から変える必要がある。イヤホン側で音量調節できるタイプを選ぶのがいいだろう。
また、音量ボタンがあると、ページ送りなどを音量ボタンに割り当てられるのが便利だったりするが、それができないのは注意。
戻る・ホームのジェスチャが使えないのが地味に痛い
Android機は通常、画面端から内側へスワイプで戻る、画面下から上へスワイプでホームのジェスチャーがある。ただし、本機ではそのようなジェスチャーは無く、ナビホールから都度それらの機能を呼び出す形になる。個人的にはこれが地味に使い難く、ストレスが溜まる。
対策として、ナビゲーションバーを付加するアプリを追加した。これによって大分つ使いやすくなった。個人的には必須の対応だと思う。
大画面だが、アプリを画面分割で使えない
本機は10.65インチと比較的大画面なのが特徴だが、それを活かすような画面分割による2アプリ同時利用はできない。Geminiやブラウザで調べ物をしながらnoteを書くみたいなことがしたかったのだが、本機は画面分割しての使用ではできない。本機では画面を切り替えながら使う必要がある。
外部キーボードは使えるが、マウスは使えない(カーソルが見えない)
個人的には、Einkタブレットにキーボードを繋いでポメラ的に使うのが好きだ。なので本機でも試してみたところ、問題なくキーボード接続して使える。IMEもGBordが使えるので、日本語キー配列や英字日本語切り替えも問題が無い。
一方マウスの方に問題がある。一応マウスは認識されるのだが、マウスカーソルが画面に表示されないのだ。表示されていないだけなので、クリックすれば反応するのだが、どの位置に現在カーソルがあるのか目視できないと使い物にならない。個人的にAndroidタブレットをマウスでよく使うので残念なポイント。
※本件について対応策がないのかを公式サポートに問い合わせたが、マウスはサポートしてないとの回答があった。
開発者向けオプションをONにできない
前述のマウス表示について改善する方法として、クリック域を画面に表示する設定が開発者向けオプションにあったはずなので、それをONにしようとしたが、結論としてはできなかった。通常は設定のビルド番号を連続タップすると、開発者オプションをONにできるのだが、本機はタップしてもそれが不可だったので、開発者オプションをいじって色々しようと思っている人がいたら注意。
ホーム画面は選べない、ウィジットは使えない
本機はホーム画面を変更することはできない。そしてホーム画面のウィジットも使用不可である。例えばホーム画面に天気予報や、スケジュールなどを置くことができないので、そういう使い方をしたい人は全く向いていない。
Androidアプリも工夫をすれば十分使える
今回色々試してみて、本機でもAndroidアプリは十分使える感触を得た。ちなみに以下が、私が実際に使って問題なかったアプリ。
Microsoft Edge(ブラウザ)
Google Play Books
kindle
楽天kobo
note
upnote
ポケポケ
google drive
google spread sheet
もちろん、本機はノートであることがメインなので、そこまでたくさん使うことは無いが各種電子書籍アプリや、ブラウザ、spread sheetなどは比較的使う機会がある。(Google Drive上のスプレッドシートをハビットトラッカー的に使っているので、こういう手帳的デバイスでそれが使えるのは嬉しいのだ)。
個人的にナビゲーションバーを追加するのは一手間は必須だと思うが、それさえしてしまえば大体のAndroidアプリは問題無く使える。
あまりこの端末にAndroidアプリを入れて使う人は少ないと思うが、誰かの参考になれば。



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