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iFLYTEK AINOTE2は買わないと言ったけど、あれは嘘だ(QUADERNOと書き比べたレビュー)

EInkノートを色々使っている私だが、1番のお気に入りの座は、ずっとQUADERNO(Gen2)という話を書いた。

上記の記事中で、もし、今買うなら一番欲しいスペックに近いのは、iFLYTEKのAINOTE2だが、ノートを書くことだけがメインの私の用途だと、QUADERNOとそこまで変わらない。なので買うまでも無いな、と一度結論づけた。

しかし、その舌の根も乾かないうちに、購入してしまった。理由も含めて紹介したい。

AINOTE2を購入した理由:紙は1枚では足りないから

QUADERNOがあるのに、なぜAINOTEを買ったのか。それは、物理的な紙や本との使い勝手の違いを最近強く意識したからである。EINKタブレットがあれば、物理的にはかさばるノートも本も、1台に詰め込んで、持ち運ぶことができる。これは正しいのだが、ノートと本を同時に持ち運ぶのとは大きく違うところがある。それは、同時に開けないことだ。自分のスタイルとして、本を読みながら、ノートを書く、乱雑に書いたメモの内容を、まとめ用のノートに書き写すというようなことをやることが多い。そういう中で、1台のEINKタブレットだけではかなり非効率なのだ。

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何かを書くとき、単独で書くというよりも、複数の書類を広げることも多いのだ。QUADERNO1台だとそれが対応できない。

だったらQUADERNOがもう一台あったらいい?→本やWebを参照したいのでQUADERNOでは足りない

ここまで考えて思うのはQUADERNOをもう一台買うという選択肢だ。QUADERNOを気に入って使っている自分にとっては、合理的な選択肢に思える。ノート書き時に参照する情報は、電子書籍だったりWebだったりするので、もう一台はそういう機能も欲しい。

だったら他のタブレットでもいい?→重いのと、ペンの持ち替えが嫌

1代は戦勝メインとして使うのであれば、タブレットでもいいはずだ。iPadヤ、Surfaceであれば、手書きペン入力も全く問題無い。しかしここは、単純に重いという理由が来る。Boox B7など色々小型の端も触ってきたが、やはり、書籍を読む、ノートを書くに関して言うと10インチ以上は欲しい。広さがかなりのメリットになると感じるのだ。で、そういうレベルのタブレットは単純に重い。軽くても450gはするだろう。一方AINOTE2は300g以下。(QUADERNOは約270gなので、さらに驚異的に軽い)なるべく紙のように使いたいとすると、重さという要素は個人的に無視できなかった。また、QUADERNOの組み合わせるにあたってはペンの持ち替えが必要無いということも大きい。作業をしていて、タブレットごとにペンを持ち帰る必要があるのではかなりやりづらい。この辺りが、AINOTE2なら解決できるのだ。

本体の質感はかなり良い

まず、見て、触って感じたのが、質感の良さ。おそらく、金属は側面だけしか使われていないのだろうけど、他の面のプラスチックも質感と色が良く、全体がひんやりとした金属っぽい印象を受ける。もろにプラスチックな印象のQUADERNOと比べるとかなり良い質感と言える。個人的に側面に金属が使われているのは他の良い点もあって、それが強度。これくらい薄い端末だと、USB type-cのポートが確保できるギリギリの厚みになる。これが側面もプラスチックなQUADERNOだと、強度が保てず、割れにつながるのだ。そういう心配が無いのも嬉しい。

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iFLYTEK AINOTE2(左)とQUADERNO(Gen.2)。AINOTE2は金属感があり質感が良い。QUADERNOは結構なプラスチック感じ。
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重さ300g未満はかなり軽い
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上はQUADERNO下がAINTOTE2。QUADERNOは薄さ+プラスチック製のせい外で、USBポート周りにひびが入っている。AITNOTE2は金属製なのでその心配が無いのが良い。

AINOTE2で書いてみた感想

まずは1週間、AINOTE2でひたすら書いてみて感じたことを書いていきたい。

書き心地の味付けが違う。私はQUADERNOが好き。

ここは、個人的にはとても残念だったところなのだが、QUADERNOに書き味に勝てていないということ。
正直比べてみないとわからないレベルの差であり、実用面ではAINOTE2でも全く問題無い。しかし、この2機種を併用しようと考えている自分にとってはこの差ははっきりわかってしまう。
具体的に言うと、書いた際の追従性が違う。QUADERNOはペン先に吸い付いて、文字が書けるのに対し、AINOTE2はわずかだが遅れる感じがある。実用面では全く問題無いのだが、正直気になる。
その代わりと言っては何だが、AINOTE2の書き味に謎の気持ちよさがある。紙に書くのとも違う、iPadに書くのとも違う、少し粘り気があるのにするする書ける気持ちよさだ。ディスプレイ表面とペン先の素材、さらに描画の表現の組み合わせで実現されてそう。
言葉にするのは難しいが、これはこれで素晴らしい味付けと感じる。総合的にはQUADERNOの追従性の高さの方が私には合っているが、AINOTE2の方が好きな人がいてもおかしくない。

他のWACOM EMRペンではなく、純正ペンを使う方がいい

本機は口コミでWACOM EMRペンが使えるということを知っていたが、WACOM EMRプロトコルと明言されていない。使った見た結果は純正ペンを使う前提にした方がいい。理由は以下3点。
①純正ペン以外だと手書きの取りこぼしを感じる。3行くらい文字を書くと、そのうちのどれかの文字の1画だけ取りこぼすような感じ。正直そこまで困りはしないが、やはり細かいストレスになる。

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純正ペン以外で書いたところ。矢印の部分に書きこぼしがある。
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純正ペンで書いたところ。その場合はこの書きこぼしが起こらない

②純正ペン以外だと筆圧の検知やギャップがイマイチだ。純正以外のペンだと、筆圧が強く認知されたりるのか、太めに線が描写されてしまう。設定から、筆圧で太さの変わらないペンを設定することでこの問題は一応無視できるが、この辺りの差があるのは明らか。

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同じような筆圧で書いたのだけど、純正ペンだけ、細く・繊細に表現できる。

③純正ペン以外だとペン先と実際の印字ギャップが出る。見てもらうのが早いと思うので、以下の写真参照。

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純正ペンだとギャップはこのくらいで少ないが
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純正ペン以外(これはLAMYのEMRスタイラスペン)だと、これくらい差が出る。
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ちなみにQUADERNO + LAMMY EMRスタイラスペンだと、このくらいギャップが無いので、やはり本機は純正ペンが以外だと相性が悪いのだろう。

④純正ペン以外のペンのボタンの反応が悪い。
純正ペンは、機能を割り当てられるサイドボタンと、ペン尻を使うことで消しゴム効果を使うことができる。純正以外にもサイドボタンやペン尻に機能があるものもあるが、これが使えたり使えなかったりする。このあたりも、純正ペン想定であることが表れている。

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純正ペン(左)も、LAMMY EMRペン(右)も、サイドボタンがあるのだが、本機ではLAMMYのサイドボタンの動きが不安定。反応したりしなかったりする。

書くだけならQUADERNO比の進化はあまり無い。それ以外でどこまで有効に使えるかこれから試していく。

今回意外(かつちょっと残念)だったのは、QUADERNOの方が書き味が好みだったこと。QUADERNOの電子ノートという文房具としての良さを改めて実感した。ただ、AINOTE2も書き味も十分合格点だではある。
しかし、本機の魅力はそこだけではなく、Androidタブレットとしての拡張性があること、AI機能にどこまで魅力を感じるかで評価は変わるだろう。
また、当初、LAMMY EMRスタイラスの使いまわしを考えていたが、実質純正ペン縛りになるのも少し残念。
逆に本純正ペンを他のWACOM EMRペン対応端末で使うには、全く問題なので、本機の純正ペンを使いまわす感じで使っていく予定。
Androidの機能を組み合わせてどこまで便利に使っていけるが、今後も試して、記事にしたい。

※ちなみに、Amazonでは公式っぽいのに、2種類のページに分かれていて、日によって安さやポイント率が違うので、安い方を見極めて買った方がいい。以下がその2つのリンク。


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