【プロ野球】レギュラー争いでは終わらない 広島・佐々木泰が見据える「チームを背負う覚悟」
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レギュラー獲りではない。チームを背負う覚悟を胸に、広島・佐々木泰は春季キャンプに臨んでいる。 【写真】実力派の野球美女たち。私服・ユニフォーム姿の厳選カット集(19枚) 昨年は、入団前に痛めた右肩痛の影響で二軍スタート。今年は1月31日、一軍のキャンプ地・宮崎県日南市に足を踏み入れた。「1年経験して、いろいろ悔しい部分もたくさんありました。それを今年にぶつける気持ちでずっとやってきたので、楽しみというのが一番大きい」と前を向いた。 【レギュラー争いは横一線】 今年の広島の春季キャンプは、「横一線」の争いとされる。野手では昨季二冠(首位打者、最高出塁率)の小園海斗と、本塁打、打点でチームトップだったサンドロ・ファビアン以外はレギュラー白紙。佐々木が主戦場とする三塁も空席状態である。 ただ、その視線の先にあるのは、単なるレギュラーポジションではない。 「『佐々木が引っ張る』というイメージを持ってもらえるような存在感を出したい。もちろん、グラウンドでの打撃や守備だけでなく、そうした部分も含めて示していきたい」 それだけの覚悟を胸に、プロ初の一軍春季キャンプを過ごしている。 その強い気持ちは、スイングにも表れている。キャンプが始まって以降、バットを握れば常にフルスイング。ティー打撃でも、打撃投手やマシン相手でも、コンタクトを意識した当てにいくようなスイングはしない。 「1スイング、1スイングを常に強く振れる体力や筋力をつけていかなきゃいけないと思ってやっている」 目先の結果だけを追い求めてはいない。目の前のスイングとともに、その先にある理想の打撃を追い求めている。 キャンプ初日の特有の疲労度が出る2日目も、力強いスイングから9本の柵越えを記録した。多くの選手が詰まらされていた高速マシンに対しても、初球から自分の間合いできっちりと捉えた。 「(キャンプ初日の)昨日は少し力んでいたんですけど、今日はわりと自分の間合いで打てたかなと思います」 快音とともに鋭く上がった弾道に、スタンドのファンからは大きな拍手を受けていた。
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