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2025/12/28
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07:05

「TTG」3強が全身全霊をぶつけ合った!枠連配当240円の名勝負に熱狂した 1977年有馬記念

JRA史上最高のレースとも言われる77年の有馬記念
JRA史上最高のレースとも言われる77年の有馬記念
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【記者が振り返る懐かしのベストレース】有馬記念史上、いや中央競馬史上最高のレースと言っても過言ではないのが、1977年の第22回有馬記念だと思っている。戦前からテンポイント、トウショウボーイ、グリーングラスによる“3強”のドリームレースと言われ、多くのファンを魅了した。

 レースは序盤からテンポイント、トウショウボーイが抜きつ抜かれつの攻防を展開。スピードの絶対値で劣るグリーングラスはやや離れた後方3~4番手の追走となったが、勝負は早くもこの時点で3頭に絞られていた。

 迎えた終盤。ここからだ。先頭のトウショウボーイに外からテンポイントが馬体を併せ、その背後にはグリーングラス…。結局、最後は外テンポイントが内トウショウボーイを3/4馬身差し切り、さらに半馬身差の3着にグリーングラスが迫って決着した。4着にはそこからさらに6馬身もの差がついていた。まさに3強が全身全霊をぶつけ合った名勝負だった。

 頭数はわずか8頭。枠連配当240円。それでもスターホース見たさに多くのファンが競馬場に詰めかけ、熱狂した。

 国内最強を証明したテンポイントは翌年、海外遠征に向けた壮行レースとして66・5キロを背負い日経新春杯に出走。しかし…。無念にも3角で故障が発生して競走中止。懸命な闘病生活の末、この世を去った。一般紙でも報道された“貴公子”の訃報こそ、その後にテンポイントの足跡、さらに史上に残る有馬記念の名勝負の思い出を、より一層深いものにしているのかもしれない。

 毎年この時季になると思う。またあの時のような興奮を味わえないものかと。今年は一体どんなレースが見られるのか。大いに期待したい。(2006年12月20日付東京スポーツ掲載)

「TTG」3強が全身全霊をぶつけ合った!枠連配当240円の名勝負に熱狂した 1977年有馬記念
東スポ競馬編集部

この記事を書いた記者

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