「資さんうどん」「因幡うどん」…福岡うどんでファン増加中の“筑後うどん” ふんわりしながら粘りもコシも
少しずつ増えているファン
交換した生地は、台に打ち粉をふり、麺棒を少しずつ動かしながら薄く延ばしていく。粘りが強く、押し返される感覚がある。最後に、折り畳んだ生地を刃物の付いた専用の道具で、5ミリほどの間隔になるようリズミカルに切っていった。 店で麺をゆがいてもらい、丸天とごぼう天をトッピングしたうどんをすする。自分で切った麺は太かったり、細かったり…。でも、うまい。個性たっぷりのうどんに笑みがこぼれた。
留学生たちと協力も
現在は16店が加盟する振興会。各店舗でのPRはもちろんのこと、振興会としても、筑後うどんの知名度向上や新商品の開発など切磋琢磨(せっさたくま)を続ける。 一定の店舗数を巡ると食事券がもらえるスタンプラリーを18年から実施。秋から冬にかけて行った24年は540人が食事券を受け取るなど、少しずつファンが増えている。
ベトナムにも筑後うどんを広げようと、九州産業大の留学生を含む学生らと新商品を考案し、現地と筑後地区の店で提供するプロジェクトに5年ほど前から参加。25年は「照り焼きチキン」をテーマに、店ごとに趣向を凝らした一品を期間限定で提供した。 加藤さんは「今以上に筑後うどんの知名度を高め、うどんを目的に来てくれる人を増やし、地域の活性化につなげたい」と意気込む。
西日本新聞