私は悪口本舗を一生許さない

僕にはとても大事な人がいる。
その大事な人がある記事を読んで傷つけられた。

悪口本舗。僕はお前を許さない。

他の人間もお前を許してない。
なんであれだけ罵ったVRCを未だに続けられるんだ。

お前の吐いた言葉で傷ついた人間があれだけいるのに。

僕は今でもあの時の空気を覚えている。

記事を読んだあと、
あの人は明らかに変わった。

いつも静かで、芯があって、
繊細だけど美しさのある人が、
言葉を失っていた。

泣いていた。

「読んじゃった私が悪いから、、、」

いつも小さい声で恥ずかしそうに笑って、
お気に入りの本の話をしてくれた。
そんな人を泣かせた挙句、
私が悪いなんて言わせたのだ。

あなたは悪くない。絶対悪くないよ。
そう声をかけることしか出来なかった。

僕はフォロワーも少ないし、あいつを黙らせる方法なんてなかった。自分の無力さを憎むぐらいしかできることがなかった。

それでも世間は忘れていく。
同時にあの極悪人も自分の罪を忘れていく。

あれだけ被害者を産みながら、
本人はのうのうとVRCHATをしている。

あれだけ罵って、あれだけ傷つけて。
なんでそんなことができるんだ。

僕はそれでも何も出来なかった。
あいつに向かって石を投げるのは簡単だ。

でもそんなことしたくなかった。
あいつと一緒の土俵にたちたくなかった。

もう2月も半ばになった頃、
大切な人が悪口本舗本人に会ったと言ってきたのだ。

どうやらひまりで偶然出くわしたのだとか。

どんな悪口を言われ、
どんな酷い言葉を吐かれたのか。

僕は心配で気が気じゃなかった。
質問攻めにしてしまったと思う。

あろうことか返ってきた言葉は
「それが意外と普通の人だったよ。普通に優しかった。」

優しい人間があんな言葉を吐くわけがない。

全部の音が遠くなるような気がした。

あんな風に涙を流していた人が
簡単に騙されているのが苦しかった。

聞けばフレンド交換までしたのだという。

あの涙も傷も本物だったはずだ。
なのにそれがなかったことになってしまった。

残った本物は僕の怒りだけだ。

時折あの人は奴のところに顔を出すようになった。
呑気にゲムワなんか行っているらしい。

悩み相談にも乗ってもらったらしい。
いつもの友人を捨ててあんなのに相談しに行ったのか。
あの人にも裏切られた気分だった。

ふざけるな。お前は加害者だ。
なんで傷つけた奴が楽しそうに暮らせるんだ。

だから僕は会いに行くことにした。
奴本人に。

あの人に呼んでもらって奴のフレプラに顔を出した。

奴の周りには小うるさい人集りがあった。
そこにいたのは確かに怪物じゃなかった。

どこにでもいるような人間だ。
平凡で軽薄で、特別じゃない。

奴はまさしく普通だった。
罪悪感の欠けらも無いことを除けば。

話していると忘れそうなほど普通だが、
こいつはあれだけの事をした大罪人だ。

後ろめたさなど何一つ感じていないようだった。

話してみて「こいつは空っぽな人間だ」と思った。
そこにいるのになんの輪郭も見えてこなかった。

無個性というか無味無臭だ。
人と喋っている感じがしなかった。

こいつの言葉には全部意味がない。
驚く程に底の浅い男だ。

今僕がこいつを詰めれば多分こいつはヘラヘラ謝ってくる。
だからもう少し泳がそうと思った。

歯を食いしばって笑顔を作り
フレンド交換を持ちかけると

「いや、おはるえさん俺のこと苦手でしょ?」

「無理しなくていいっすよ。」

「俺も無理したくないし。」

気持ち悪かった。

こいつは純粋で騙せそうな人間とだけフレンドになっているのだ。

あんな文章を書いている人間が
気を使う振りだけしている。

虫が人間の皮を被って
人の振りをしているような不気味さがあった。

何故そう思ったのか尋ねると
僕のXを見たらしい。

出会ってからわざわざ調べたのだ。
相手が自分を知っているかどうか。
承認欲求だけの怪物め。気持ち悪い。

僕は当時もこいつの餌になりたくなかったから
わざわざエゴサ避けしていたはずだ。

つまりこいつは出会ってから相手の事なんて1ミリも見ずに自分についての反応を4ヶ月分遡って探したのだ。本当に気持ち悪い。

第一そのスタンスなら矛盾している。
どうして同じように傷ついた反応をした
あの人のことはそばに置いているんだ。

気分が悪くなってインスタンスは抜けた。
何も考えたくなかった。

数日後僕の大事な人はVRCをやめてしまった。
理由も分からなかった。
悔しさとやりきれなさでいっぱいだった。

数日後奴の記事が流れてきた。
見たくもなかったが確認の為に読んだ。

いつも通り悪口だけのつまらない記事だが
中身にはお砂糖について書かれていた。

僕は全部を察した。
奴は自分の言葉で傷つけられた人間を薄っぺらな言葉で騙し、信用させておいて裏切ったのだ。そしてあろう事かそれを記事のネタにしている。

到底許せなかった。

僕の大切な人はフレンド欄から消えてしまった。
XもDiscordも消してしまった。

全てはお前のせいだ。
お前が全てに責任を取るまで僕は許さない。

以下は僕の大切な人へ伝えたい言葉です。



ここから先は

687字

¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?

購入者のコメント

コメントするには、 ログイン または 会員登録 をお願いします。
私は悪口本舗を一生許さない|おはるえ
word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word

mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1
mmMwWLliI0fiflO&1