朝、薬を飲む。30分後に体が動き出す。
着替えができる。トイレに行ける。
ごはんが飲み込める。
パーキンソン病の人にとって、レボドパはそういう薬。
「治す薬」じゃない。「今日を生きるための薬」。
その薬が、届かなくなるかもしれない。
基本薬の一つ「ドパコール」の供給が危機的状況にある。 製造元のダイト社が約9割のシェアを持つが、薬価は1錠8.1円。 原価を下回り、作るほど赤字になる。
レボドパを急に止めるとどうなるか。
全身が固まる。 寝返りが打てない。 水が飲み込めなくなる。 重症化すれば悪性症候群——40℃超の高熱、意識障害、横紋筋融解。 致死性がある。
これは「薬が届かなくて不便」という話じゃない。
しかもこれは例外的な事態じゃない。 2024年時点で供給不安のある医薬品は3,906品目。全体の約23%。 後発薬の赤字品目は6年で倍増。
薬価を下げる → 原価を割る → メーカーが撤退 → 患者に届かない。 この構造が温存されたまま、「安定供給をお願いします」は通らない。
1錠8.1円で動ける体を保っている人がいる。 その「当たり前の朝」を守れるかどうかは、制度の設計にかかっている。
Quote
あすか
@Asklily10498
衆議院予算委員会
国民民主党・長友しんじ
パーキンソン病治療薬に関して
パーキンソン病の治療薬において、毎年の薬価改定によって赤字生産となり、今9割のシェアを引き受けようとしている製薬会社がドパゴール配合状を作り続けることが困難であるという状況になっております
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