2026年3月4日(水)
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流通経大サッカー部、複数部員が使用疑いの違法薬物は「大麻」か 残る部員への調査も開始

[ 2026年3月3日 16:56 ]

報道陣の質問に答える(左から)吉村副学長、片山学長、鈴木副学長(撮影・島崎忠彦)
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 大学サッカー界の名門、流通経大サッカー部の複数の部員が寮で違法薬物を使用した疑いがあるとして、茨城県警に家宅捜索を受けていたことが3日に判明し、大学が千葉県内で緊急会見を開き謝罪した。

 片山直登学長は冒頭「この度、本学男子サッカー部に所属する学生5名が寮で違法薬物を使用した疑いがある事案が発生しました。速やかに警察署に相談し、当該学生への任意での事情聴取、令状における家宅捜索を含む捜査が行われる事態となっております。関係者の皆さまに対し、心より深くお詫び申し上げます」と深々と頭を下げて謝罪した。また「男子サッカー部につきましては現在、部活動を停止としております。また、監督についても職務停止としております」と説明した。

 違法薬物が特定されているかについて、鈴木麻里子副学長は「(使用疑いのある該当)5名が大麻と認識して使用した、と発言しております」と説明。ただ「それが実際に大麻だったかは、警察と協力しておりますので確定的なことは申し上げることができません」とした。疑いのある5人については「寮の別室で自粛生活を送っています」と明かした。

 5人に対しては2日に学生委員会が調査。他の部員の関与について、味水佑毅学生部長は「(現在)200名を超える部員がおり、残りの部員については本日から調査を開始し、20名ほどからスタートしました。調査が進み次第、報告します」と話した。

 大学によると、2月上旬に男子部人による違法薬物使用に関するうわさがあるとの情報が中野雄二監督に寄せられた。この段階では具体的な個人や事実の特定には至らず、中野監督からスタッフに情報提供され、一部スタッフが寮内の状況確認と観察を行った。同24日、特定の男子部員が違法薬物を使用している疑いがあるというより具体性のある情報がスタッフに入った。25日にスタッフミーティングを行い今後の対応を協議し、26日にヒアリングと簡易尿検査を実施。この検査の結果、一人に陽性反応が出た。またヒアリングを重ねる中で、複数の学生から使用を認める発言があり、現時点で5名が使用したと証言した。

 大学は27日に男子サッカー部の無期限活動休止、監督の当面の職務停止などの処分を決定。同日に県警に相談し、28日未明に男子サッカー部寮が家宅捜索を受けたという。

 流通経大サッカー部は1965年に創部。98年に中野雄二監督が就任して強化が始まった。全日本大学選手権優勝2度、関東大学リーグ1部優勝4度などの実績を誇り、日本代表MF守田英正(スポルティング)ら100人以上のJリーガーを輩出。昨年は同1部11位で2部に降格した。3月2日時点の部員数は249人。

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