日常雑記とマニア(?)なお役立ち話題です。
 tokuzan

 ここ数日は、市松人形を修理していた。古い人形で、着物がなく、安く落札出来た。大きさは52cm、無銘とのことだったが、手元に届き、仔細に見ると『徳山』の文字が薄く読み取れる。一般的な『徳山』と顔つきが違うような気もするが、とっても良いつくりの人形だった。しかし、現状は全体に煤汚れしており、髪も半分以上抜けてしまっている。修理!修理!

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●市松人形の煤汚れの取り方

 1) 無添加食器洗いせっけん(液体)を乾かしたウェットタオルに染み込ませる。
 2) 洗剤のしみたタオルで、汚れたところに少量塗る。
 3) その上に重曹を景気よく(?)振りかける。
 4) ガーゼやタオル、柔らかい布などですばやく拭き取る。


 水分があると、胡粉にシミが残る可能性がある。この方法だと、重曹が水分と汚れの両方を包んでくれるので、シミは残らなかった。表面が薄く剥離していると考えた方がよく、洗剤の種類によって溶解力が違うので、目立たない場所(背中など)で試した方が良い。洗剤を塗った時、表面が赤くシミのようになるので、少しビビる。ビビるようなら中止しよう!後悔先に絶たず、クリーニングは緩やかな破壊活動だと心得よう!

 上記の方法はしっかり胡粉が塗ってある古い人形には有効だが、白く胡粉を塗ったあと、肌色の絵の具を塗ってある新しい戦後の人形には使えない。絵の具が落ちてしまうので、絶対にしないでください。それから、高価なお人形では止めましょう~!専門の人形店でクリーニングしてくれます。費用は2~3万円かかります。

 簡便な汚れ取りとしては画材の練り消しゴムを使う方法もあります。壊しても良い人形で練習してください(大汗)。※市松人形修理は不定期連載(笑)します。

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