実は、僕の専門は、森鴎外なのです。
ようやくその鴎外の本を刊行することができました。
昨日見本が届きました。
ミリオンセラーの「超訳ニーチェの言葉」のシリーズで、ディスカバー21から今月28日に発売されます。
森鴎外の三冊の箴言集を僕が超訳しました。何かの時に鴎外の言葉がふと脳裏に浮かんでくると面白いと思い、特に彼の交際術、処世術の言葉を厳選しました。
「人間の本来の値打ちと、他人がそれに下す評価とは、なかなか一致しないものだ。たとえ人格に優れ、能力があっても、交際の仕方が下手で、世の中で認めてもらえない人がいる。
それゆえ、処世の道の教えが必要になるのだが、この教えは倫理学やマナーの本にも書かれていない。そこで、自分がもっている処世の知恵を惜しまずに、すべてこの「知恵袋」に投入しようと思う。
それを必要とする人が必要な項目だけそこから取り出せばいい。」
まさに処世の知恵を知らないばかりに、本来の価値を認めてもらえない人にも贈りたいですね。
「自分が自分を信じること。
それがあって初めて、人が自分を信じてくれる。
いったん自身が崩れて、表情にそれが表れてしまったなら、人はたちまち寄りつかなくなる。
それはカインの額に刻印された、罪のしるしだ。」
確かに自分を信じることができない人間には、誰もついていこうとはしませんね。そして、その自信のなさは、カインの額に刻印された罪のしるしのように、その人の表情にはっきりと表れているものです。
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