流通経大は3日、男子サッカー部に違法薬物使用が疑われたため、茨城県警に相談し、サッカー部寮の家宅捜索を含めた捜査を受けたことを発表した。それを受けて同日、千葉県内で片山直登学長らが出席し、緊急の記者会見を実施した。
片山直登学長は「こうした事態が生じましたことで、広く関係者の皆様にご心配・ご迷惑をおかけ致しておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
男子サッカー部は無期限の活動停止としたことを発表した。また、学校側は違法薬物について、「使用したのは大麻と認識している」とした。
2月上旬に学外で薬物使用のうわさが中野雄二監督に寄せられ、スタッフ間で情報共有がな寮内の状況確認と観察を実施。24日に、特定の男子サッカー部所属学生が違法薬物を使用している疑いがあると、より具体性のある情報がスタッフにもたらされた。男子サッカー部内で調査の上、複数の学生について簡易検査を実施したところ、1人の学生から陽性反応が出たという。さらなる調査を進め、当該学生を含む5人が違法薬物の使用を認めたため、27日に茨城県警に相談。事情聴取が行われ、2月28日未明に男子サッカー部寮への家宅捜索が実施された。押収物はないという。
大学側は男子サッカー部の監督はじめ、スタッフに対する聴取を行い、捜査に全面協力している。事態を受けて、大学側は男子サッカー部の活動を無期限の活動停止とした。
同大サッカー部は、総理大臣杯、大学サッカー選手権を合わせて5度制するなど、大学サッカー界をけん引してきた存在だ。日本代表MF守田英正らプロを150人以上輩出してきた。昨季は関東1部で11位に終わり、20年以来の関東2部降格となっていた。