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馬に蹴られろ/Novel by なち

馬に蹴られろ

1,442 character(s)2 mins

バーソロミュー実装されましたね!!!
青年だからロビンには興味なさそうだけど、書きたかった!!!!

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「ロビン!」
人でにぎわう食堂の中で、目当ての人物を見つけたバーソロミューは声をかけて走り寄った。
呼ばれた相手のロビンフッドは柔らかく笑いながら軽く手を挙げてくれる。
「よぉ。どうかしたんですか?」
「いや、見かけたから声をかけただけだ。今日も水着が素敵だね。もう食事は済ませたのか?」
「さっきビリーと食事を摂ったところですわ」
バーソロミューの言葉に、ロビンとよく行動を共にしているビリーは少し呆れたような表情をする。
召喚されてから、バーソロミューはよくこうしてロビンフッドに絡んでくる。
元々メカクレ属性萌とは公言していたが、ロビンフッドにだけしつこく絡んでいる。
他人からの好意に鈍感なロビンフッド本人は特に気にしている様子もないが、その彼氏がいい加減にキレそうだなぁ。というのビリーの見立てだ。
現に今も、食堂のキッチンの方から鋭い目線が飛んできている。
エミヤの機嫌が悪くなってロビンと喧嘩でもしたら、一番被害を被るのは同じアーチャーでロビンの友人である自分だ。
ここは自分の平和のためにもさりげなくロビンとバーソロミューを引き離すのが上策だ。
「ロビン。午後はマスターと一緒にQP稼ぎに行くんじゃなかったのかい?」
「おっとそうでしたわ。それじゃまたな」
「あぁ。また今度ゆっくり話そう」
ロビンは返却口にトレーを置くと、少しだけキッチンの方に目をやってから食堂を後にした。
役目は果たしたと食後のコーヒーを片手にジェロニモが座っている席まで歩いて行った。
しかし、折角のビリーの気遣いも時すでに遅く、エミヤの堪忍袋の緒は既に限界だった。


「バーソロミュー」
バーソロミューが行ってしまったロビンフッドの後姿を眺めていると、突然誰かから声をかけられた。
振り返るとそこには褐色肌の体格のいい男が立っていた。
特にメカクレ属性でもないサーヴァントのことはあまり興味がないのだが、彼のことはよく知っている。
先ほどまで話していたロビンフッドとよくケンカをしている男だ。
皮肉屋で常に冷静そうに振舞っている彼にしては、何故か今日はいらだっているように見える。
「ずいぶんとロビンフットに付きまとっているようだな?」
「付きまとうなんてそんな……彼が優しいからつい甘えてしまっているのかもしれないね」
その言葉にエミヤは片眉をあげた。
「彼はこのカルデアの最古参のサーヴァントでマスターからの信頼も厚くてね。カルデアに来たサーヴァントの面倒を見るように頼まれているんだ。まぁ本人は面倒くさがっているふりをしているが、彼自身面倒見がいいからな。誰にでも優しく接するんだ」
だから彼が特別にお前に優しい訳ではない言外に言われてバーソロミューはひくりと頰を引攣らせる。
「なるほど……その”誰にでも”に君は入っていないのかな?」
お前はその誰にでも優しいロビンフッドから嫌われているだろう?と言い返すとエミヤは小馬鹿にした笑みを浮かべた。
「あぁ。彼は甘えるのが苦手だからな。二人きりの時ならともかく、人前ではあまりそういう態度を取らない。が、逆にそんな態度をとっている方が周囲にバレやすいとも思うがね」
エミヤのその言葉にバーソロミューは邪悪な笑みを浮かべた。
「海賊の本分は略奪だ。せいぜい盗られないように気を付けることだね」
「ご忠告感謝しようその海賊とやらの本分が泣かなければいいがな」
お互いに言いたいことを言うとそれぞれ背を向けてその場を後にした。





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