演出の吉田です。
ヒロイン・金桂花(キムケファ)を演じられた高島礼子さんからメッセージをいただきました。
原作では組長の女ですが、そういえば高島さんは『極道の妻たち』の4代目の主演でしたね。
本作では神戸で不動産会社を経営という設定にしていますが、高島さんのお芝居は、原作のミステリアスな役柄をさらに雰囲気あるものにしています。
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【高島礼子さん】メッセージ
ラジオドラマって不思議な面白さがあり、癖になりそうです。
ラジオドラマは2回出演させていただきましたが
複数の出演者の方々と同時に収録するのは今回が初めてでした。
少し早めにスタジオに入り皆さんの声を聞いていて
圧倒されつつ作品の魅力と自分のモチベーションも上がり感動の収録でした。
仕上がりはまた更にパワーアップ。
効果音がドラマの世界に色付けされ引き込まれていきます。
すっかり猟犬探偵竜門卓のファンになりました。
ジョーのようなカッコいいサイドキック。
私は、可愛い猫ちゃんです。
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高島さんのメッセージの最後にある「ジョー」というのは竜門卓(津田寛治さん)の猟犬(ウルフドッグ)で、「サイドキック」とは相棒のこと。
人間にとって犬は親友であり、伴侶であるという原作者・稲見一良(いつら)さんの哲学に基づいた物語の設定です。
物語の設定では、竜門卓は三十代半ばで、金桂花もそのくらいではありますが、稲見さんが60歳で生み出した登場人物は、やはり、どうしても成熟した価値観の持ち主で、カッコいい大人なんですね。
そうした大人の素敵な女性でありながら、「私は、可愛い猫ちゃんです」という若さを兼ね備えた高島礼子さん。
収録現場でもその後のポスプロでも、いつも私はどこかうっとりとしていた。
きっと放送でも、うっとりさせてくれることでしょう。
「猫ちゃん」であり、『ルパン三世』の峰不二子でもあるような……
高島さんの素敵なお芝居、どうぞお楽しみに!
『猟犬探偵』(全5回)
強くなければ生きていけない優しくなければ生きていく資格がない
【 NHK FM 】
2026年3月2日 ( 月 )~ 6日 ( 金 )午後9時30分~午後9時45分 (1-5回 )
★「聴き逃し」配信あり(放送から1週間)
【出演者】
津田寛治 高島礼子 高橋長英 陰山泰
小山剛志 古河耕史 蔵下穂波 松川美奈
タナカサキコ 太田梨香子 野地祐翔
【原作】 稲見一良(いなみいつら)
【脚色】 大河内聡
【音楽】 和田貴史
【関西ことば指導】
タナカサキコ
【スタッフ】
制作統括:桑野智宏
技術:浜川健治
音響効果:菅野秀典
演出:吉田浩樹
【あらすじ】
竜門卓(津田寛治)は、行方不明の猟犬を探すことを生業とする「猟犬探偵」
人間にとって、犬はかけがえのない相棒
生死をともにする猟犬であれば、なおさらだ
そんなある日、金桂花(高島礼子)から
知り合いの娘が飼っていた
失踪した盲導犬を捜して欲しいとの依頼が舞い込む
目の不自由な少女にとって、唯一の心の支えだった犬……
その行方を探す竜門の前に、意外な犯人像が浮かび上がる
競走馬の育成ファームからは
忽然と姿を消した老厩務員・田畑(高橋長英)が連れ出したシェパード犬
そして、かつての名馬シルバーゴーストの捜索を頼まれる……
がんと10年闘い、入退院を19回繰り返した小説家・稲見一良の
生きることへの清冽な思いが全編にみなぎる
※この記事は放送後1週間までの期間限定公開です。