科研費の挑戦的研究(開拓・萌芽)の審査を今年度はやっていませんが、昨年度を加えて3年間、経験して感じたことをつぶやきつつ、メモします。ここは、基盤Cや若手に比べ、非常にレベルが高いものが多いです。ただ、レベルが高いものの中でも選ばれないものが多々あります。選ばれているものを私なりに解説を試みます。すばらしいものが落ちる典型的なものは、自分の先行研究があり、そこから当然、誰もが考えられる次のステップとなるものです。基盤的と言われ、素晴らしいものでも落ちます。もちろん、他人のではなく、自分の先行研究から見出すものしか萌芽は出にくいと思います。ただ、先行研究から脇道にそれるものの、すごいもの見出してない? という方向性を変えるもの(萌芽性)を提案する必要があると感じます。しかしながら、申請者が萌芽性を感じていても、これは、既にやっている人がかなりいると審査員が感じたら落ちます。そのため、自分の提案は、他の人は見ていないと考えられる根拠を訴える必要があります。最後に、もっとも重要なことは、意義です。萌芽的なものでも、生物学的意義が強い必要があります。つまり、この研究が成功したら、他の分野にも影響を与えるということを訴える必要があります。影響を与えるとは、違う生物種でも調べたほうがいいと感じれらる(基礎研究の意義が高い)。お金になりそうということだと思います(経済的意義が高い)。
書きすぎました。。。