「サイバー犯罪」被害が過去最多 被害者の4割が20代以下
2025年に検挙された「サイバー犯罪」は、埼玉県内では1126件となり過去最多に達した。前年より55.3%(401件)も急増した。県警が公表した統計(暫定値)でわかった。 特に深刻な被害を出しているのは、インターネットバンキングでの不正送金だ。25年の被害額は9億7097万円(前年比68.0%増)、認知件数は816件(同135.8%増)で、ともに過去最悪だった。 一方、相談件数(9794件)の約3割を占め、最も多かったのが、不正アクセス。インターネットバンキングやSNSなどのアカウントを乗っ取られるなどといったものだった。県警サイバー局によると、スマホの利用者が低年齢化し、若い世代が使うようなオンラインゲームやSNSで乗っ取り被害も増えているという。 このような背景もあって、被害者に若年層が多いのもサイバー犯罪の特徴だ。昨年の被害者の割合は20代以下が4割近くをしめた。 県警は、企業や金融機関を装った不審なメールなどにあるURLにはアクセスしないことなどを呼びかけている。(折井茉瑚)
朝日新聞社