『汚れた英雄』
1979年。
大藪春彦さんの小説の映画化企画。
徳間書店と角川書店による「大藪春彦スーパージョイント」企画の1本。
徳間書店と西﨑さんのオフィス・アカデミーの共同製作で、監督には舛田利雄さん、中島貞夫さんが候補に挙がっていました。
脚本の執筆、ヨーロッパでのロケハンの敢行など製作は進行していたかに思えましたが、西﨑さん側の資金繰りが悪化。製作期限が3年と区切られており、期限内に製作が不可能となった為に映画化権を返上しています。
『傭兵たちの挽歌』
1979年。
大藪春彦さんの小説の映画化企画。
こちらも「大藪春彦スーパージョイント」企画の1本で、角川春樹事務所が製作を行い西﨑さんがプロデューサーを務める予定だった様です。
『望郷の時』
『侍・イン・メキシコ』
1979年~1982年。
城山三郎さんの小説「望郷のとき 侍・イン・メキシコ」を日本・メキシコの合作で映画化する企画。
メキシコ側のプロデューサーはヴィンセンテ・シルバ・ロンバルド。
監督は吉田喜重さん、主演は原田芳雄さんで準備が進められ、メキシコへのロケハンを敢行。しかしクランク・イン直前の1982年にメキシコの経済破綻によるペソの大暴落の影響を受け企画は頓挫しました。
『大和時代を舞台にした作品』
1980年頃。
「宇宙戦艦ヤマトの次は大和時代」として、学研の学年雑誌で紹介されました。アニメーション作品だった様ですが、具体的な内容等は件の学年雑誌にも紹介されておらず、詳細は不明。
『キング・オブ・デスラー』
『DESLEAR'S WAR 戦艦スターシャ』
1983年。
『宇宙戦艦ヤマト 完結編』公開後、アニメ雑誌のインタビューにおいて西﨑さんが「デスラーを主人公にした、例えば『キング・オブ・デスラー』といった作品の製作は不可能ではない」と語りました。この発言が記事になると大きな反響を呼んだ為に、具体化に向けて動き出した企画です。
『宇宙戦艦ヤマト』のファンクラブの機関誌にシノプシスが紹介されましたが、実現には至りませんでした。
『妖星伝』
1985年。
半村良さんの伝奇小説のアニメーション映画化企画。
松本零士さんが先行してコミカライズ作品を連載していました。
『バトルシップ/シド・ミード』
1989年。
コンセプリュアル・デザインにシド・ミードを招いた実写のSF映画企画。
日本国内で出資者を募り、製作はハリウッドのスタッフで行うという構想だった様です。
1995年~1996年にOVAシリーズとして発表された『YAMATO2520』は、この企画の転用でしょうか?
選外
『宇宙戦艦ヤマト 復活篇 第2部』
2009年に公開された劇場アニメーション映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』の続編企画。
製作のアナウンスはされましたが、現時点では具体的な動きはありません。
ただ『宇宙戦艦ヤマト2199』に始まるリブート・シリーズで将来に於いて『宇宙戦艦ヤマト 復活篇 第2部』を内包するストーリーが展開する可能性が無いとは言い切れず、寧ろそれを期待しています。