能登への思いを語る常盤さん
尾道映画祭に登壇した阿達さん(左から2人目)、池田さん(同3人目)、松居監督(右端)
能登への思いを語る常盤さん
尾道映画祭に登壇した阿達さん(左から2人目)、池田さん(同3人目)、松居監督(右端)

 「尾道映画祭2026」が広島県尾道市中心部で開幕した。27日の前夜祭に続き、28日は尾道ロケ映画「リライト」などを上映。主演の池田エライザさんたち制作陣が撮影の舞台裏や作品への思いを語った。

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 「リライト」は市出身の大林宣彦監督による青春SFの名作「時をかける少女」へのオマージュを込めた作品。市街地や瀬戸田町などで撮影され、若者のひと夏の青春と、みずみずしい姿、未来と過去を巡る葛藤を描いた。

 上映後、池田さんと未来人役の阿達慶さん、松居大悟監督が登壇。夏祭りのシーンの撮影時に雨がやんだことを振り返った松居監督は「尾道に守ってもらえたようで、きらめく路面も奇跡的だった」と懐かしんだ。映画初出演の阿達さんは「大好きな尾道を共有できうれしい」とほほ笑み、池田さんは「夏の風物詩としてリライトを愛して」と語った。
 

 オダギリジョーさんが主演と共同プロデューサーを務めた「夏の砂の上」は長崎で撮影された。尾道の印象を問われた玉田真也監督は「海があり、坂の町。斜面にいろんな建物があり、向島の造船所も長崎と似ていて懐かしく感じた」と話した。

 前夜祭では、地震と豪雨で被災した能登が舞台の「生きがい/能登の声」を上映。出演した常盤貴子さんは「ほっとかないことが一番の支援」と語り、現地への訪問などを呼びかけた。(藤田智、前田薫奈)