東北生活文化大学短期大学部(宮城県仙台市)が2027年度から学生募集を停止する。18歳人口の減少と若者の短大離れから入学生の確保が困難になったためで、運営する学校法人三島学園が理事会で決めた。短期大学部の教育内容は同じキャンパスにある4年制の東北生活文化大学で引き継ぐことを検討している。
学校法人三島学園によると、東北生活文化大学短期大学部は1951年に開校した三島学園女子短期大学が前身。2004年に現名称に改め、男女共学化している。現在は食物栄養学専攻(入学定員40名)と子ども生活専攻(入学定員60名)を持ち、東北地方全体から学生を集める保育士養成校として知られていた。
しかし、近年は東北地方全体で18歳人口が急激に減少しているうえ、若者短大離れが深刻化してきた。東北生活文化大学短期大学部はカリキュラムのスリム化や、栄養士、保育士、幼稚園教諭二級免許以外の資格取得、保育と食育の連携授業などを進めて入学生確保に努めたが、定員充足の見通しが立たず、存続が困難と判断された。なお、併設する東北生活文化大学高等学校、ますみ幼稚園及びますみ保育園はこれまで通り運営を継続する。
東北生活文化大学短期大学部が募集停止すると、宮城県内の保育士養成施設の短大は、仙台青葉学院短期大学こども学科(仙台市青葉区:入学定員100名)、聖和学園短期大学保育学科(仙台市泉区:入学定員100名)と、宮城誠真短期大学保育科(大崎市:入学定員50名)の3校となる。また、宮城県内の栄養士養成施設の短大は、仙台青葉学院短期大学栄養学科(仙台市青葉区:入学定員75名)のみとなる。
