読書活動の推進強化、「司書県さが」へ講座開設 チェック佐賀県当初予算案
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佐賀県は、県民の読書環境向上を目的とする「司書県さが」推進事業費に3013万円を計上した。スキルアップ講座の開設や、司書の仕事に光を当てる情報発信などに充てる方針。
これまでも子どもの読書活動推進に力を入れ、乳幼児向けの読み聞かせノート作成や中高生がお薦めの本を紹介し合う「ビブリオバトル」の開催に取り組んできた。県立図書館と市町の図書館の相互貸借事業も含め「見えにくいところで力を尽くしてもらっていた」(県担当課)県内の司書から「研修の場がほしい」「より良い活動をするための情報が入ってこない」といった声が上がっていたという。
講座は、司書資格を取得できる佐賀女子短大がオンデマンドで開く予定。実務経験のあるコーディネーターを同短大に配置し、サポート体制を敷く。利用者の調べ物を手伝う「レファレンス」サービスなど、司書の業務などに関する情報発信も行いたい考えだ。
2029年度には、公益社団法人「日本図書館協会」が全国各地で開く「全国図書館大会」の佐賀大会開催が決まっており、その準備も進める。
(田中早紀)