自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件は、「志帥会」(二階派)にも大きな打撃を与えた。派閥の元会計責任者や、会長の二階俊博・元幹事長の秘書が収入を裏金化していたとして立件された。二階氏は19日に志帥会の解散を表明したものの、派閥の弊害自体は認めなかった。
同日午後、東京・平河町の砂防会館で開かれた志帥会の臨時総会。二階氏は「責任を痛感している」として謝罪。派閥温存論もあったが、出席者は二階氏の解散という決断を受け入れた。宮内秀樹衆院議員は泣きながら、記者団に「二階会長が大きな判断をした」と言葉少なに語った。
志帥会は1999年、村上正邦・元参院議員会長が率いる「政策科学研究所」(旧渡辺派)と、亀井静香・元政調会長のグループが合流して結成された。二階氏は93年、小沢一郎氏とともに宮沢内閣への不信任決議案に賛成して自民を離党。新生党や新進党などを渡り歩いた後の03年に復党し、09年に志帥会合流、12年に会長に就いた。
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