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Conversation

トランプ大統領は対イラン攻撃開始にあたり、その理由を以下のように説明しています。 「彼らは核の野望を放棄するあらゆる機会を拒んだ。我々はもう我慢の限界だ。それどころか、彼らは核プログラムの再建を試み、今やヨーロッパの善良な友人や同盟国、海外駐留軍を脅かし、間もなくアメリカ本土にまで到達しうる長距離ミサイルの開発を続けている。この政権が、もし核兵器を手にし、それを自身のメッセージを届ける手段として実際に武装したとしたら、どれほど増長するかを想像してみてほしい。 これらの理由から、アメリカ軍は、この極めて邪悪で過激な独裁政権がアメリカと我々の核心的な国家安全保障上の利益を脅かすのを防ぐため、大規模かつ継続的な作戦を遂行している。我々は彼らのミサイルを破壊し、そのミサイル産業を跡形もなく焼き払う。それは再び完全に壊滅させられるだろう。我々は彼らの海軍を全滅させる。 また、この地域のテロ代理勢力が、もはや地域や世界を不安定化させ、我々の軍隊を攻撃することを許さない。」 イスラエルはイランのイスラエルに届く弾道ミサイル脅威の排除を求め、米国はウラン濃縮が核兵器保有につながることを警戒しています。イスラエルはイランに届く核ミサイルを持ち、米国はロシアとの相互確証破壊レベルの核戦力を持っています。 なぜイランは核保有が許されないのか?イランの核ミサイルが、中東の米軍基地や同盟国には脅威になっても、本当に米本土の脅威になるのかは疑問です。米国民の過半数と世界の他の国はイラン攻撃に反対です。 米国内ユダヤロビーの圧力でトランプ政権も500機の戦闘機、2個空母打撃群を集結しイスラエルと共に攻撃に出ました。一度戦力展開が時系列データに従い始まると止められなくなります。 イランの地下核・ミサイル施設は。地上戦力の大規模投入なしに、空爆やミサイル等の攻撃では制圧できません。民間人に犠牲を出すだけで、逆に国民の反感と戦意を高めます。空爆のみで勝った戦例は無く、イランが全面報復に出れば、戦争は長期化します。 イランは、もし限定的でも攻撃されれば、イスラエルと中東全域の米軍基地、湾岸等の親米諸国、サウジの精油施設などに大量のミサイル等で反撃しペルシア湾封鎖も辞さないと表明しており、中ロも支援します。 イランは核兵器保有の意思はないがウラン濃縮はすると以前から表明し、イスラエルに届く弾道弾の開発もフーシ、ヒズボラ、ハマス等への支援もやめないと表明しています。 米国は核兵器の開発を止めさせれば妥協できますが、イスラエルの要求は、何度もイスラエルからミサイル攻撃や空爆を受けてきたイランにとり、自衛の為必須の反撃力を放棄することを意味し、放棄すれば一方的に軍事制圧されるとみて拒絶するのは当然です。 イランへの攻撃正当化は、大国が軍事力の優位を背景に、自国と同盟国の安全を脅かすおそれがあるという口実で、地球の裏の他国に軍事介入できるという帝国主義の論理です。同盟国のためとは言っても、地域内で覇権主義的侵略を繰り返してきたイスラエルの利益を代弁する米国内でのユダヤロビーの金権政治の所産です。 真に米国益に資する行為でも米国民の要求に沿った戦争でもありません。長期化すれば米国内の分裂を招きます。 長期戦になっても、地上戦力とミサイルの不足、兵站支援の困難により米国は勝てません。イスラエルも湾岸諸侯やサウジも壊滅的打撃を受け、ペルシア湾は封鎖され、世界経済も大打撃を受けます。 日本は1日も早い停戦のため、全力を尽くすべきです。