GPIF前理事長の報酬3241万円、日銀総裁や資産運用会社トップ参考

世界最大規模の年金基金である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は30日、2024年度の役職員の報酬・給与を公表した。3月末に退任した宮園雅敬前理事長の年間報酬の総額は3241万円と前年度比33万円増加した。日本銀行やその他公的金融機関との比較評価を踏まえて設定したという。

  発表資料によると、宮園氏の報酬水準は、日銀総裁の3554万円、その他公的金融機関のトップ平均2343万円、民間の資産運用業界の最高経営責任者(CEO)の報酬水準5500万円から6933万円と比較して、妥当なものと説明している。

  常勤職員の平均年間給与額は約1005万円(平均年齢45.1歳)、年俸制を適用する任期付き職員は約1724万円(同46.6歳)だった。前の年度に対し、それぞれ5.6%増、0.9%増となった。運用を専門とする任期を限った専門職員については、高度で専門的な人材を確保する観点から民間資産運用業界における日系の中央値から外資の中央値を踏まえた。日系の中央値は部長級で2070万円、外資で4660万円だった。

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