イラン最高指導者、米・イスラエル攻撃で死亡 体制転換、重大局面へ―報道
【カイロ、ワシントン時事】ロイター通信は2月28日、米国とイスラエルが同日にイランに対して行った大規模軍事作戦で、イランの最高指導者ハメネイ師が死亡したと報じた。イスラエル高官の話として伝えた。同高官はロイターに対し、ハメネイ師の遺体が発見されたと述べた。
トランプ米大統領もNBCテレビで、ハメネイ師の死亡報道について「正しいと思う」と述べた。米、イスラエル両国はイランの体制転換も視野に攻撃を実施。最高指導者殺害が事実であれば、イラン情勢は重大な局面を迎える。
イスラエルのネタニヤフ首相は28日、ビデオ演説でハメネイ師の死亡を示す「兆候が強まっている」との見解を示していた。ロイターが配信した首都テヘランにあるハメネイ師に関連する施設の衛星画像では、建物が破壊され、黒煙が上がっている様子が確認できる。
ハメネイ師は安全な場所に退避したとの情報が伝えられ、イランのアラグチ外相はNBCテレビとのインタビューで「私が知る限りでは生きている」と述べていた。ただ、これまでにハメネイ師本人の声明などは出ていない。