パソコン(PC)の森

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Geforceの火葬ドライバ再来か?

【Geforceの火葬ドライバ再来か?】

米国現地時間で2026/2/26 11:00(日本時間 2/27 04:00)の時点でGefroce用のドライバにファン制御の不具合がある事が判明したと情報を上げ、ドライバを取り下げた様です。

ドライバをダウンロードしてインストールしている場合は出来るだけ早くドライバをロールバックする様にして下さい。



【関連ページ】

GeForce GRD 595.59 Feedback Thread (Released 2/26/26)(公式掲示板)



【今回の問題】

GeForce Game Ready ドライバー 595.59 WHQL

対象のドライバは↑ですが、どうやらファン制御に問題が発生する様です。

即座にアップロードを取り下げた上に591.86 WHQLにロールバックする様に促すという事は、最悪止まって冷却できない状態になる可能性があると考えた方が良いかもしれません。

過去に196.75320.18でファンが止まったり電圧かけすぎでGPUを損傷した事がありましたが、2回目の時はレジストリまで掃除しないとレジストリの設定値を読み込んでロールバックしても症状が出続けるという事があったので、

ロールバックする時は必ずレジストリまで掃除してからにして下さい。

GeForce® ドライバー
前のドライバは↑から手動検索で過去のドライバを出してダウンロードして下さい。



【DDUでレジストリまで削除を】
グラフィックドライバを更新する時に使うツール 3】で説明していますが、

コントロールパネルからプログラムのアンインストールを選択し、Geforceドライバやツールをアンインストールしてから、セーフモードで起動し、DDUを使ってレジストリまで掃除して下さい。

NvidiaのGeforce用ドライバは、不具合発生時にレジストリをそのままにしてドライバをロールバックしても、レジストリ内の設定が原因で不具合が出続けるという事が結構あるので。

掃除してからロールバックしないと危険です。


WHQLはMicrosoftで試験しているはずですが、同じく196.75もWHQLでした、試験用は抑えた設定で一般配布時に制限解除しているという話が当時もありましたが、未だにNvidiaはやっているのかもしれません。

前回の2010年の火葬ドライバを出した時よりGPUの性能が上がって発熱も高くなっている為、ファンが停止すると短時間で焼損する可能性があります。

入れてしまった場合は出来るだけ早く前のドライバにロールバックする様にして下さい。



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CDNに障害が発生すると繋がらなくなる原因

【CDNに障害が発生すると繋がらなくなる原因】

2025年11月後半にCloudflareの大規模障害でサイトに繋がらなくなった事がありますが、

2025年12月や2026年2月20にも障害が発生してSteam関連のサーバに影響が出てオンラインゲームに問題が発生していた様です。

今回はCDNプロバイダに障害が発生すると何故接続できなくなるのか説明します。



【ネットワークの構造】
CDN(Contents Delivery Network)の説明の前にネットワークの構造を理解する必要があるので説明します。

IPアドレス管理の基礎知識

↑のJPNICの説明が分かりやすいですが、全世界のネットワークは以下の様にIPアドレスを統括管理しているIANA(Internet Assigned Numbers Authority)(ICANN)から各地域の統括レジストリに分配、

更にそこから国別のレジストリ(JPNIC等)に分配し、更にそこから指定事業者に分配後、各都道府県のISPに貸し出す事で、消費者がネットワークに接続出来る様になっています。

IANAからEndUserまで(クリックすると拡大)
文字列だとスマホから崩れるのを忘れていたので画像に差し替えました。



【CDN(Contents Delivery Network)とは】
基本的にネットワーク上のコンテンツは、提供元がある国の企業向けISP(Internet Service Provider)のサーバにデータを置いて全世界に提供される様になっています。

なので、例えばヨーロッパでも西の方にあるドイツやフランス等のサーバにあるコンテンツに、遠い日本からアクセスしようとすると、Ping値が高く通信の応答速度が遅いので、サイトの場合読み込み速度が遅かったり、ゲームの様なリアルタイム通信の場合回線速度の問題でラグが発生する、動画等のストリーミング再生の場合頻繁に止まるといった症状が出ます。

CDN(Contents Delivery Network)は、コンテンツのオリジナルのデータが存在するサーバがある場所が遠いほどアクセス速度が遅くなる問題に対処する為に、

地域毎の特定の国のレジストリ下の指定事業者やISPにコンテンツ専用のサーバを置き、オリジナルのサーバからのデータのコピーをCDNのサーバに置く事で、オリジナルのサーバにアクセスするより素早くコンテンツのデータを消費者が取得出来る様にします。

ドイツのコンテンツに日本からアクセスしようとすると以下の様にアクセスする必要がありますが、

ISP→指定事業者→JPNIC→APNIC→RIPENCC→DENIC(ドイツ)→指定事業者→ISP→オリジナルコンテンツサーバ

CDNのサーバにデータがある場合、遠くてもAPNIC下にデータがあるので、その分データの読み込みが早くなる訳です。

例えるなら消費者が近場のProxyサーバを経由して2回目のアクセス速度を上げる行為を、コンテンツ提供側が予めデータのコピーを消費者の近場のサーバに置いてアクセスさせる様にしている感じですかね。



【CDNサーバに障害が発生すると繋がらない理由】
昨年の11月から度々問題を起こしている大手CDNプロバイダーのCloudflarは東京にも拠点を置いてCDNサービスを展開しています。

ネットワークの構造上CDNサーバに問題が発生していても、オリジナルのサーバにアクセスすれば見れるのでは?と考えるかもしれませんが、CDNサーバにデータを置くのはアクセス分散の目的もあるので、

コンテンツサーバにアクセスしてきた者のIPやホストの情報から自動的に近場のCDNサーバに飛ばす様に設定してあったりします。

Cloudflareが大規模障害の原因を発表、XやChatGPTなどインターネット全体に影響を及ぼした障害はサイバー攻撃ではなくシステムの問題
なので、↑の記事の画像の様にオリジナルのサーバが生きているのにCDNサーバに障害があると接続できない問題が出る訳です。

サーバを自分で選択できる様な設定だった場合は遅くてもアクセス出来たりしますが、自動で飛ばす設定になっていると無理なので、障害が解消するまで待つ様にして下さい。



動画配信等のリアルタイム通信でのコンテンツが増えて通信データ量が増えている為、分散化が重要になっているのでCDNサーバが使われている訳ですが、

CDNサーバに障害が発生すると経由しているコンテンツの多くがアクセス不能になる事があるので、コンテンツのサーバ自体やISPの局内機の障害の他に、中継のCDNサーバに障害が発生しても繋がらなくなる事がある、

と覚えておくと焦らない様になれるかもしれません。

尚、ブラウザでアクセスした場合↑の記事の画像の様にInternal server errorの表示が出るので、ゲーム等で接続できない場合は、ソフト提供元の公式サイトやSteam等のプラットフォームにアクセスして確認して下さい。

公式サイトやプラットフォームの接続先も同じCDNサービスを利用している可能性が高く、こちらで確認できるので。

ゲームクライアントの場合ただ接続できないだけで原因を表示しないので分かりません。



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| ネット関連 | 13:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Outlook(classic)で特定の文字が化ける問題について

【Outlook(classic)で特定の文字が化ける問題について】

2026年に入ってからMS Officeに付属している単体のメーラーであるOutlook(classic)に起動出来ない、フリーズする、立ち上がっても中身が表示されない等の問題が発生していましたが、

直ったと思ったら今度は拡張で入れてある文字が化ける問題が発生している様です。



【関連ページ】

クラシック Outlook では、アクセント付き文字と拡張文字が疑問符に置き換えられます



【問題の詳細】
メールの文章に以下の拡張文字を入力すると、正常に文字コードが認識されず「?」表示になってしまう様です。


・環境依存文字記号:®(登録商標)、™(未登録商標)、©(著作権者存在複製禁止)
・発音アクセント符号付き文字:ラテン語(é、ü、ñ等)
・通貨:£(ポンド)等
・ドイツ語等の変母音記号文字(umlauts):ä、ö、ü
・非ASCII記号

恐らく文字エンコードの部分がおかしくなっているのだと考えられますが、現状調査中なので修正されるまで回避策を取って下さい。



【影響する部分】
・海外とのやり取り
・商標等を正確に明記できない



【回避策】
1:Thunderbirdの様な別の単体のメーラーを使う

元の公式ではOutlook Web Access(OWA)またはOutlook(New)を使用するとなっていますが、

Outlook(New)はMSアカウント(旧Hotmail)やGmail等のWebメール用のメーラーであり、一応POPサーバやIMAPサーバも設定できますが、Outlook(classic)のデータをインポートが出来ません。

なので、Outlook(New)はOutlook(classic)の代わりにはなりません。

Thunderbirdの様なメール専用ソフトを導入してそちらにOutlook(classic)のデータをインポートして下さい。



2:前の2512(ビルド 19530.20184)に戻した上で自動更新を停止
スタートメニュー

すべて

ビューを一覧に変更

Windows システムツール以下にあるコマンドプロンプトを右クリックし、管理者権限で実行

でコマンドプロンプトを起動したら、

"%programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun\officec2rclient.exe" /update user updatetoversion=16.0.19530.20184

↑のコマンドをコピー&ペーストしEnterを押して前のバージョンに戻す。


Outlook(classic)を起動し、

ファイル

Office アカウント

更新オプション

と進んで更新を無効にするを選択して自動更新を止めて下さい。

尚、修正されたら設定を戻して自動更新を再開する様に、忘れるとセキュリティ関連の修正が受けられなくなるので。



3:送信メッセージのエンコード自動選択機能を無効にする
Outlook(classic)を起動し、

ファイル

オプション

詳細設定

と進んだら、国際オプションの所の送信メッセージのエンコードを自動的に選択するオフにして下さい。

こちらも修正情報が来たら元に戻す様に、忘れてオフにしたままだと別の所が文字化けする可能性があります。



現状回避策が複数ありますが、楽なのは他の単体のメーラーを用意し、其処にもアカウントを設定してバックアップ用に使える様にして置く事ですかね。

IMAPサーバならログインするだけで使えるし、POPサーバでもインポートまたはダウンロード後もサーバーにメッセージを残すを設定しておき、同時に受信させておけば今回の様に不具合が出た時に切り替えて使えるので。

Outlook(classic)にエクスポートも出来るので、対応が簡単です。



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| ソフトウェア | 12:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Amazonの商品情報表示がブラウザで変わる問題

【Amazonの商品情報表示がブラウザで変わる問題】

Amazonの製品のページの商品情報の所が折り畳み表示で開かないと表示されなくなった辺りからそうなったのだと考えられますが、ブラウザによって商品表示の情報が欠落する問題が出ているので注意を一つ。



【Google Chrome系ブラウザは注意】
記事に必要な内容の機器の例を出す時にAmazonのリンクを張っていますが、いつからか商品説明の所から発売日や取扱日が表示されなくなっていました。

折り畳み表示に切り替わってから発売日や取扱日情報をAmazonが消したのだと考え、一度AmazonにPC関連のパーツや周辺機器は使用できるOSや互換性の問題があるので、発売日や販売され始めた時期が分かる取扱日は重要なので、掲載してほしいと要望を送ったわけですが、

ブラウザのレンダリングエンジンに合わせたサイトの設定の問題で、情報が消える問題が出ていた事が判明しました。



SanDisk 512GB Extreme PRO デュアルドライブ - 最大1,000MB/秒、USB Type-C、USB Type-A、高性能フラッシュドライブ - SDDDE1-512G-G46。
(2025/1/15)
SanDisk

↑は前回のUSBメモリの記事に例として載せたUSBメモリですが、
Amazon ブラウザで表示違い(クリックすると拡大)
Google ChromeのレンダリングエンジンのBlinkを使用したブラウザ(Edge、Sleipnir)で開くと商品情報が折り畳み表示になり、発売日や取り扱い開始日、電池等の情報が欠落します。

逆に増えているというか情報自体の記載が変わっていて増えている部分もあるので、Amazonの情報表示の設定の問題が高い訳です。


ASUS 初音ミクエディション ATX PCケース ASUS A23 HATSUNE MIKU EDITION 国内正規代理店品
(2025/12/24)
ASUS

Amazon ブラウザで表示違い2(クリックすると拡大)
尚、Firefoxだと古い情報を読み込んでいて、Blinkの方が新しい情報を読み込んでいるという疑いは、↑の商品情報の表示が折り畳みに切り替わった後に登録された最近のケースの情報を見ればわかる様に、同様に取り扱い開始日が消えているので違います。

画像の左がSleipnir(Blink)、右がFirefox

折り畳み表示を一斉に開くボタンがまだあった時は発売日や登録日が見える様な表示がされていましたが、更に変更が入って商品情報を機能と仕様、商品詳細、その他の詳細を個別に開く仕様になった後から情報が消える様になった様です。



【販売元が分かり難い製品は複数のブラウザで確認を】
上記した様に、PCパーツや周辺機器は対応している接続規格やOSを確認しないと使えない問題が出る為、発売時期も重要な情報になります。

特に内蔵パーツや周辺機器でも販売元や型番が適当なOEM製品の場合、販売者の製品情報があっても販売時期が載っていないという事がある為、Amazonの発売日や取り扱い開始日が重要になってきます。

物によっては設計が改善されていたり、新しいチップを採用していて性能が上がっている事があるので。

なので、Amazonでパーツや周辺機器を探す時は、大手の製品ではない場合はFirefoxの様なBlink系ではないブラウザで確認する様にして下さい。



既にAmazonにブラウザで情報が欠落する問題が出ているので修正する様に要望を送っていますが、修正されるか分かりません。

改悪された所の修正要望を送っても担当部署に送っておくというテンプレの返信しか来ず、修正されないで放置されるという事も結構あるので。

現状はブラウザを変えて商品情報を確認する様にして下さい。



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| 小話 | 02:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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USBメモリの話2

【USBメモリの話2】

前の記事から13年経っていますが、NAND型 Flashメモリの仕様移行で耐久度がだいぶ下がっていて、寿命が短い物を手にする機会が増えているので、

再度USBメモリの注意点を書きます。



【USBメモリとは】


SanDisk 512GB Extreme PRO デュアルドライブ - 最大1,000MB/秒、USB Type-C、USB Type-A、高性能フラッシュドライブ - SDDDE1-512G-G46。
(2025/1/15)
SanDisk


USBメモリとは、SDカードの様な小型メディアやSSDと同様にNAND型 Flashメモリを記憶媒体に使用しているUSB(Universal Serial Bus)接続の小型ストレージ(外部記憶装置)です。

半導体メモリにデータを保存するので小型で持ち運びがしやすく、最近は↑の例の様にType-C端子を持っていたり、USB3.2 Gen2(USB3.1 Gen2)の高速化に対応、1TB以上の大容量の物が出ていたりと進化しています。

高解像度の画像や動画等、年々扱うデータ量も上がっているのでUSBメモリも進化していくのは良いのですが、大容量化に伴ってデメリットが大きくなっているので、扱いに注意が必要になっています。



【NAND型 Flashメモリの劣化速度が上がっている問題】
前の記事でも説明していますが、【フラッシュメモリとは】で説明している様に、

NAND型Flashメモリは、書き込みと消去時にトンネル酸化膜を破壊しながら電子が通過する仕様の問題で、書き込みと消去すればするほど劣化していくので完全に消耗品です。

Flashメモリの改良によって1素子辺りのデータ容量を増やしたり、素子の実装を平面から積層化(3D NANDFlashメモリ)
して全体の容量を大容量化、更に大容量化によって容量単価を下げて安価化出来る様になった訳ですが、

1素子辺りの容量増加による1素子辺りの劣化までの期間がかなり短くなっているので注意が必要です。


フラッシュメモリとはの方で説明していますが、電子が有るか無いかで0か1を判別して1bitのデータ保存を可能としたSLCは1素子辺り10万回の書き換え限界がありましたが、

現状一般化したTLC3000~5000回まで減っており、大容量低価格でQLCを採用していた場合、300~1000回程しか書き換え限界がありません。

SLCやMLC(8000~10000回)のUSBメモリと同様な使い方をしていると、かなり早い段階で素子の書き換え限界がきたり、通電していないと電子漏れが起きてデータ破損が起きる問題が出る様になります。

積層化による素子数増加で全体の耐久度が上がると言っても、SSDの様にFlashメモリの枚数自体を多く載せられるわけでもなく(USBメモリのサイズの問題で載せても2枚)、更に空きブロックの分散制御もSSDより細かく制御していないので、集中的に使っている素子が出る問題もあり、大容量化するほど耐久度が下がっていくと考えて下さい。


USBメモリは上記した様に記憶媒体が物理的に劣化していく消耗品なので、保存媒体にはなりません。

データ移動用として使用する様にし、PCか外付けHDD等にデータを保存する様にして下さい。



【書き換え限界で壊れたり、全体の劣化で出る症状】
SSDのデータ構造について】でFlashメモリのデータ構造を説明していますが、書き換え限界で1素子が壊れると、ブロック単位で使用不可能になる為、書き換え限界で素子が壊れると一定量ずつ容量が下がってきます。

更に、死にかけや使用できないブロックが多くなると読み込み限定に移行して書き込めなくなる症状がでます。

物によってはデータは表示できるが、ソフトウェアで読み込もうとすると壊れていて読み込めないという症状がでます。

最悪読み込み限定に行かず、反応しなくなる物もあるので注意が必要になります。

だから、重要なデータはUSBメモリだけに保存してはいけない訳です。

必ずPCや外付けHDDやNAS等別の場所にデータをバックアップした上でUSBメモリにもデータを置く様にして下さい。



【USBメモリ選択の注意点】
【容量単価をよく確認】
容量に対して金額が異常に安い場合、QLCやPLCを使った極短寿命のFlashメモリを使用している可能性があるのでよく確認して下さい。

また、前は64GB辺りでもありましたが、現状128GB以降の製品は容量偽装している偽物がネットショップで販売されている事があるので、よくわからない販売元の中国製USBメモリは確認が必要です。

実容量が4G~16GBのFlashメモリに、偽装プログラムでフォーマットして128GB以上の容量に見せかけています。

一件大容量に見えますが、実容量を超えたデータを書き込もうとした段階で古いデータを上書きしていくため、古いデータから壊れて行きます。

128GBのUSBメモリに40GBのデータを書き込もうとしたら途中からブロックの消去処理が入って遅くなった上に、書き込み処理が終わったら無いデータや壊れたデータだらけという症状が出ます。

128GB以上の物は使う前にフォーマットすれば偽装プログラムが排除されて実際の容量が表示されるので、偽物だった場合は返品する様にして下さい。



【速度が遅い物はMicroSD変換の可能性】
USBメモリの中身
↑の画像は正規のUSBメモリの中身の画像です。

正規のUSBメモリの場合、赤で囲ったFlashメモリがきちんと基板上にハンダ付けしてありますが、書き込み、読み込み速度が変に遅い物の場合、側を割ってみると、基板にMicroSD用のスロットがついていて、実態はUSBメモリではなく、SDカードのカードリーダーという事があります。

最近は少なくなっていますが、安い物の中にはそういった物もあるので、USB3.0以上対応なはずなのにUSB2.0並みの遅い速度しか出ないという時は、他者が中身を確認していないか型番で検索して下さい。

中身が偽装だった場合は返品を。



【購入する場所】
ネットショップでもAmazonの様な返品できる所で買う様にするか、実店舗も存在するPCパーツ店や家電量販店、OCN(旧NTT-X)等の信用できるネットショップで購入する様にして下さい。

ネットショップの場合結構な確率で偽物も当る可能性があるので。



【その他注意点】
【フォーマット】
USBメモリでも初期のデータ形式で問題が出る可能性があるので、使い始めにフォーマットを確認する様にして下さい。

基本的に複数のプラットフォーム(Windows、Mac)で使用出来る様に互換形式のFATでフォーマットされていますが、バージョンによっては1データの最大容量があって、大容量データを移動できないという事があるので、フォーマットし直す必要が出る事があります。

また、機器の世代で新しい形式が使えなかったり、古い形式でフォーマットすると容量が制限されてしまうことがあります。

プラットフォーム専用のフォーマット形式もあるので、覚えておいてください。


NTFS:基本Windows用、Mac環境は読み込めるが、書き込めない。
FAT32:Windows、Mac互換性あり、但し1データ4GBまで、全体で32GBまで。
exFAT:Windows、Mac互換性あり、1データ制限はないのと同じ。
HFS+:Mac専用、Windowsでは使用不可、周辺機器でも使用できない。
APFS:Mac専用、Windowsでは使用不可、周辺機器でも使用できない。

Mac環境を使用する時にフォーマットする時は、フォーマット形式をexFATでする様にして下さい。

HFS+やAPFSだとWindowsやLinux等のPCで使えない上に、周辺機器に直接接続しても認識すら出来ないので。



【USB接続のバージョン】
現状USBメモリが対応しているバージョンはUSB3.2 Gen2までですが、殆どのUSBメモリはUSB3.2 Gen1なので、データ伝送速度が速い物が欲しい場合はよく確認して下さい。

尚、USB3.0やUSB3.2は規格移行時に命名が変わっているのでよく確認を。

USB3.0(USB3.1 Gne1、USB3.2 Gen1):5Gbps(理論値)
USB3.2 Gen2(USB3.1 Gen2):10Gbps(理論値)

USB3.2 Gen2対応のUSBメモリは安くてもSanDiskの13,000円の物からしかないので注意。



【周辺機器の対応容量限界】
前に【プリンターのメディアの対応容量について】で説明していますが、USBメモリを直結してデータを移動できる周辺機器の中には、

最大容量を指定していて大容量のUSBメモリを認識できない事があります。

なので、PC同士でデータ移動する用なら大容量の物を購入しても問題ないですが、周辺機器に使う事がある場合は、大容量の物を適当に購入すると認識できず使えない、という事があるので、よく確認する必要があると考えて下さい。



前の記事と同様な注意点を書いていますが、前よりも故障までの期間が短くなっているのと、機器によっては大容量の物では使用できない事があるので新たな記事として注意点を書きました。

現状でも突然壊れて困ったという情報が上がって来る事があるので、USBメモリの扱いに注意する様にして下さい。



【関連記事】

フラッシュメモリとは
USBメモリの話


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