いまどきの冬②「冬を守る」網張温泉スキー場の試み 岩手・雫石町
この時期ならではの話題をお伝えする今月のシリーズ「いまどきの冬」の2回目は、雫石町の網張温泉スキー場です。大切な自然と共存しようと、ある試みが行われています。
美しい冬景色。当たり前だったはずの風景が、いま揺らいでいます。気候変動、異常気象の影響が年々強まる中、「冬」を守ろうとする動きが、岩手でも始まっていました。
雫石町の網張温泉スキー場。今シーズンで開業からおよそ60年。地元はもちろん、県外からも多くのスキーヤーが訪れます。
Q網張温泉スキー場の魅力は?
地元から「盛岡に近いこと 雪質が良い 温泉がある」
関東から「ゲレンデも悪くない 空いているのが良い あまり知られたくない」
ここ数年は海外からも多くのスキーヤーが。雪の量も十分!のようですが
スタッフ(勤続6年)
「降る一回の量が多いので、ちょっとづつ降ってくれればいいのですが、それで整備が追いつかない」
スタッフ(勤続45年)
「ドカ雪が最近は多い。2年前は2月が暖かった。常連さんはもうシーズン終わるんじゃないかって言っていた」
そうした中、スキー場では「ある試み」が行われました。
その名も「再エネ100チャレンジデー」。再生可能エネルギーだけでスキー場を稼働させようという挑戦です。"冬の文化"を守るために環境への負荷を減らす一歩を踏み出します。
鎌尾支配人
「ここは岩手県でゲレンデトップで標高が高いスキー場ということになっていまして、第3リフトっていう一番上のリフトにはアオモリトドマツの原生林が広がっていて、厳冬期には樹氷になるんですけども、それがなりづらくなってきている。網張温泉スキー場として冬を守るというのは、地域の資源、観光資源も含めて、そういったものを守るということにもつながる」
寄付付きのリフト券を販売し、その収益で電力をまかないます。イベント当日は、使用電力のすべてを再エネで賄いました。
今回、挑戦を後押しした団体「POW Japan」(パウジャパン)。気候変動で雪や自然が失われることに危機感を抱いたアスリートやアウトドア愛好者たちが中心となり、"冬を守る"ことを目的に活動しています。
POWJAPAN脊戸柳さん
「雪が減るのは、遊びの問題だけじゃない。地域の暮らしや文化にも直結していると感じています。このような働きかけをすることで考えるきっかけになればいい」
自然の中で遊ぶからこそ、環境の変化にいち早く気づく人たちもいます。
梶田さん
「雪の降るバランスがおかしくなったのは1番気になった。特にこういうスキー場にくると分かる」
岩手でフリースキーヤーとして活動する梶田アレンさん。SNSを通じて岩手でのスキーライフを発信しています。網張温泉スキー場は幼い頃から通った特別な場所でした。
梶田さん
「色々思い出があります。子供の頃、父親とスノーボードしにきたり、スポ少にも入っていた」
スキ―ヤー目線で、その魅力を聞いてみると。
梶田さん
「色々思い出があります。魅力の1番は雪質。あとは、景色ですかね」
第3リフトに差しかかると空気が変わります。高山地帯に分布する「アオモリトドマツ」。樹氷も見られます。
梶田さん
「やっぱりうれしい。自分が通ってきた場所は自然への負荷を減らす運動をしている。やっぱり本当に楽しむことが出来る。未来へ繋いでほしい」
自然との共存。全身で楽しみ、そして感じられること。それもこのスキー場の魅力です。現在、常時10%の再生可能エネルギーが使われている網張温泉スキー場。"冬を守る"を合言葉に、未来へとバトンをつないでいきます。
美しい冬景色。当たり前だったはずの風景が、いま揺らいでいます。気候変動、異常気象の影響が年々強まる中、「冬」を守ろうとする動きが、岩手でも始まっていました。
雫石町の網張温泉スキー場。今シーズンで開業からおよそ60年。地元はもちろん、県外からも多くのスキーヤーが訪れます。
Q網張温泉スキー場の魅力は?
地元から「盛岡に近いこと 雪質が良い 温泉がある」
関東から「ゲレンデも悪くない 空いているのが良い あまり知られたくない」
ここ数年は海外からも多くのスキーヤーが。雪の量も十分!のようですが
スタッフ(勤続6年)
「降る一回の量が多いので、ちょっとづつ降ってくれればいいのですが、それで整備が追いつかない」
スタッフ(勤続45年)
「ドカ雪が最近は多い。2年前は2月が暖かった。常連さんはもうシーズン終わるんじゃないかって言っていた」
そうした中、スキー場では「ある試み」が行われました。
その名も「再エネ100チャレンジデー」。再生可能エネルギーだけでスキー場を稼働させようという挑戦です。"冬の文化"を守るために環境への負荷を減らす一歩を踏み出します。
鎌尾支配人
「ここは岩手県でゲレンデトップで標高が高いスキー場ということになっていまして、第3リフトっていう一番上のリフトにはアオモリトドマツの原生林が広がっていて、厳冬期には樹氷になるんですけども、それがなりづらくなってきている。網張温泉スキー場として冬を守るというのは、地域の資源、観光資源も含めて、そういったものを守るということにもつながる」
寄付付きのリフト券を販売し、その収益で電力をまかないます。イベント当日は、使用電力のすべてを再エネで賄いました。
今回、挑戦を後押しした団体「POW Japan」(パウジャパン)。気候変動で雪や自然が失われることに危機感を抱いたアスリートやアウトドア愛好者たちが中心となり、"冬を守る"ことを目的に活動しています。
POWJAPAN脊戸柳さん
「雪が減るのは、遊びの問題だけじゃない。地域の暮らしや文化にも直結していると感じています。このような働きかけをすることで考えるきっかけになればいい」
自然の中で遊ぶからこそ、環境の変化にいち早く気づく人たちもいます。
梶田さん
「雪の降るバランスがおかしくなったのは1番気になった。特にこういうスキー場にくると分かる」
岩手でフリースキーヤーとして活動する梶田アレンさん。SNSを通じて岩手でのスキーライフを発信しています。網張温泉スキー場は幼い頃から通った特別な場所でした。
梶田さん
「色々思い出があります。子供の頃、父親とスノーボードしにきたり、スポ少にも入っていた」
スキ―ヤー目線で、その魅力を聞いてみると。
梶田さん
「色々思い出があります。魅力の1番は雪質。あとは、景色ですかね」
第3リフトに差しかかると空気が変わります。高山地帯に分布する「アオモリトドマツ」。樹氷も見られます。
梶田さん
「やっぱりうれしい。自分が通ってきた場所は自然への負荷を減らす運動をしている。やっぱり本当に楽しむことが出来る。未来へ繋いでほしい」
自然との共存。全身で楽しみ、そして感じられること。それもこのスキー場の魅力です。現在、常時10%の再生可能エネルギーが使われている網張温泉スキー場。"冬を守る"を合言葉に、未来へとバトンをつないでいきます。
最終更新日:2026年2月12日 19:04